事始めの季節! 運動しよう!って、何をすればいいの?  事始めの季節! 運動しよう!って、何をすればいいの? 
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春から運動に挑戦したい人へ!3つの運動の特徴と選び方

大手フィットネスクラブを中心にエアロビクス、ヨガ、ピラティス、骨盤ストレッチの運動指導をしています。インストラクター歴は 15年目。専門家チーム「A-WithPassion」所属。 ≪資格、ディ…
2017年04月13日
春がやってきました。新年度で気持ちも切り替え、新しいことに挑戦したくなる季節です。習い事もよいけど、夏に向けてダイエットを兼ねて運動を始めてみようかなぁ~と、考えている人も多いはず!でも、何をどう始めていいものやら…。そんな迷える人へフィットネスインストラクターの筆者が解説します。

運動の種類

運動は大きく分けて3種類あります。

1. 有酸素運動
酸素を体の中にとり入れながら、体を動かす運動のことを指します。代表的な有酸素運動は、エアロビクス、ウォーキング、ジョギング、サイクリング、ゆっくりと行う水泳などです。

安静時心拍よりも、60~70%心拍数を上げて20分以上続けて行うことが理想です。

60~70%UPした心拍数の目安は、息は少し切れているけど、運動中でも「今日は良い天気ですね」などの軽い会話ができる余力があるくらい。

また、20分間有酸素運動し続けたあたりから、エネルギー源を糖質から体脂肪に切り替えていくので、ダイエットにも効果的!特に、内臓脂肪を減らすには最適です。

2.筋力トレーニング
いわゆる「筋トレ」です。道具を使わずに自分の体重を負荷にして行う腹筋や腕立て伏せ、ダンベルやチューブなどを使ったトレーニング、スポーツクラブには様々な筋トレ用マシーンが置いてあります。体幹トレーニングのピラティスやハード系ヨガにも筋トレ効果は期待できます。

筋肉量を増やしたり、維持したりすることで、姿勢を改善したり、体力的に楽に運動ができるようになります。また、筋肉量が増えると、基礎代謝量もUPして太りにくい体になります。

筋トレのイメージ
画像出典: 美LAB.

3. ストレッチ運動
筋肉をゆっくりと弛め、緊張をとり、血行促進や疲労物質を流したり、関節の可動域をひろげたりする効果があります

有酸素運動や筋トレをするウォーミングアップ時や、アフターケアにも積極的にとり入れたいのがストレッチです。ゆったりと行うリラックス系ヨガや、調整系エクササイズと呼ばれる運動もここに属します。

どの運動をするか目標を持とう

3種類の運動、理想はすべてをとり入れて習慣にすることです。でも、そんなに最初から頑張り過ぎたら続かないかも!?と、心配ですよね。

それぞれの運動の特徴と目的を知って、まずは1種類からスタートしてもよいでしょう。

体脂肪を減らしたいなら、有酸素運動。体幹を鍛えて姿勢を良くしたいならピラティスなど。運動は自信ないと不安な人は、ゆったりとしたヨガやストレッチからスタートしてみてはいかがでしょうか。

ヨガのイメージ
画像出典: 美LAB.

まとめ

運動で一番大切なことは、継続することです。最初から張り切り過ぎず、無理なく始めるのがコツですよ。

フィットネスが生活の一部になる頃には、心も体も変わっているはず!継続は力なり!ぜひこの春から「はじめの一歩」を踏み出してみましょう。