バターより万能!?最強オイル「ギー」を知っていますか?
ギーって何?
ギーというのはバターオイルの一種で無塩バターを煮詰め、タンパク質と水分を取り除いた100%純粋な乳脂肪(オイル)です。
インドを中心とした南アジアで古くから作られ、主に食用に用いられており、食用以外でも、マッサージオイルや、外用薬として火傷、眼精疲労、頭痛の時などにも役立ちます。そういったところからアーユルヴェーダでは最強のオイルと言われています。
不純物を取り除いている為、バターから出来ているのに乳製品ではないので、乳製品アレルギーの方や、乳製品を食べたくないと言った方にも安心して使用できます。
ギーってすごい!その効果は?
この最強のオイル、ギーは私たちにとても良い影響を与えてくれると言われています。
◇便秘解消
◇不眠改善
◇消化促進
◇傷口の治療
◇ドーシャ(体質)のバランスを整える
◇知性、理解力、オージャス(活力素)をUPさせる
◇顔色をよくしてくれる
このように、たくさんの良いこと期待ができる万能オイル。食用油として使うのはもちろん、ホットミルクにギーを混ぜて飲むとお通じにも良く、不眠にも良いと言われています。
内側から潤わせ、心を穏やかにもしてくれるギーはまさに最強で万能なオイルなんです!
オイル摂取のポイントは、量より質!
オイルは摂りすぎると太ると思われがち。しかし何より大事なのはオイルの質です。
ギーはバターなので飽和脂肪酸。現代では飽和脂肪酸を摂るのがよくないとされていますが、それは現代人が体に毒となる飽和脂肪酸を摂取しすぎているからです。なので良質な飽和脂肪酸を摂ることが大事と言えます。
ギーはコレステロールを増やしたり、脂肪分のとりすぎにはならず、反対に悪玉コレステロールを減らしてくれる働きもあるとされています。
全米ナチュラルヒーリング協会の発表でも身体に良い油脂のNo1にギーが選ばれているのだとか。また、ギーはどんな体質の方にも合いやすいとされているので、皆さんの生活の中にとりいれる価値は多いにあります。
ギーの活用法は??
ギーは料理のシーンで大活躍!!ここにスパイスを合わせるとさらに消化促進、デトックスにも期待ができるでしょう。野菜などを炒めたり、バターの代わりにトーストに塗ったり、じゃがバターのように蒸したじゃがいもにつけたりなどもオススメです。
この他にも焼きリンゴや焼きバナナに使用してもとても美味しいです。
調理をする際に、バターをギーに置き換えて使う感覚でOK♪
バターやマーガリンにはトランス脂肪酸が多く(特にマーガリン)身体にいいとは言えないオイルですがギーなら安心。ギーを使うことで料理のレパートリーが増えますし、手作りお菓子もこのオイルだと安心して食べられます。
ただし、ギーは揚げ油として使用するのには適していないのでご注意を。
ギーを日常に取り入れて美と健康を手に入れましょう。
良いオイルはしっかり摂るのが美と健康の秘訣。高額なエステや化粧品にお金をかけるよりも、質の良いオイルを摂るほうが本当の美しさを手に入れられるかもしれません。
ぜひ万能オイルであるギーを生活の中に取り入れ、体の内側から潤してあげましょう。
- 執筆者:
- 工藤 万季