【ヨガで花粉症対策】デトックス・体質改善法4つ
アレルギーと免疫・自律神経
花粉症などのアレルギー症状は、免疫の働きが過剰反応した状態と言われていて、それは自律神経の中でも、副交感神経の働きが特に優位になりすぎた場合に症状が重く出ます。日中仕事に打ち込んでいる時は気にならない症状が、朝晩家にいる時は重く出るものです。
ヨガでは、自律神経のバランスを整える方法がたくさんあります。主に交感神経と副交感神経の切り替わりを滑らかにしたり、交感神経を刺激したりする方法で、アレルギー症状に働きかける方法です。
胸を開くポーズ
胸骨のマッサージ
胸の真ん中に縦に伸びる胸骨。胸骨の裏側には胸腺という器官があり、免疫機能を司っています。手刀の小指側で、胸骨を縦にゴシゴシとさすることで、胸腺の働きを整える刺激となります。
胸を開くポーズをしても、胸腺の刺激になります。
アレルギー症状をおさえるツボ
・大椎(だいつい)のツボ
アゴを引いて首の後ろを触ると、下の方に首の骨がゴツゴツしている部分があります。一番ゴツゴツした骨と骨の間が、首と肩の境目の大椎(だいつい)のツボで、アレルギーや風邪の症状を予防・緩和する言われています。
免疫とデトックスのツボポーズ
・腸のマッサージ
腸と言えば食べ物を消化・吸収して老廃物を送り出すイメージがあり、デトックスのキーポイントでもあります(デトックスの90%以上は大便から)が、さらに腸は免疫機能と深い関わりがあることも分かっています。
腸をすっきりさせることで、免疫の働きを正常に整えることに役立ちます。ねじりのポーズ、ワニのポーズ、船のポーズ、英雄座のポーズなどで、胃腸の働きから免疫を整えます
おわりに
いかがでしたか?自分で自分の体の機能に働きかけて、花粉アレルギーの予防・緩和をすることができるのですね。どうぞお試し下さい。
- 執筆者:
- 美宅 玲子