憧れの小顔に!睡眠中にできる小顔テク2つ 憧れの小顔に!睡眠中にできる小顔テク2つ
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憧れの小顔に!睡眠中にできる小顔テク2つ

株式会社SEA Trinity代表取締役、睡眠コンサルタント、「科学でわかる ねむりの環境・空間ラボ」主宰。順天堂大学 大学院スポーツ健康科学研究科博士前期課程に在籍し、睡眠を研究。日本睡眠学会正会員…
2017年02月16日
「小顔」、まさに永遠の女性の憧れですよね。睡眠時間はダイエットの時間やエステの時間であると、これまでもお伝えしてまいりましたが、「さすがに小顔ケアまではできないでしょう?」と思っている方、朗報です。実はちょっとした工夫で、睡眠中にも小顔に近づくためのケアができちゃいます。

ナイトガードの着用

「最近、顔が大きくなった気がする」という感覚以外にも、朝起きると顎が痛い、朝から肩こりや首こりを感じる、頭皮が硬いなど、当てはまることはありますか?これらの症状の犯人は、就寝中の「食いしばり」です。

人が食いしばっている時にかかる力は約60~80キロもあるといます。こんな凄まじい力で一晩中食いしばり続けたら、咀しゃく筋や側頭筋がこってしまい、エラの張りや顔筋のこりによる老化などの原因に。

顔筋肉のこりをそのまま放置してしまうと、小顔が得られないだけでなく、血行が悪くなり、必要な栄養が必要なところに行き届かなくなって、老け顔街道まっしぐらという悪夢まで付いてきます。

睡眠中のイメージ
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そこでおすすめなのが、就寝時のナイトガードの着用。いわゆるマウスピースで、市販でも売っていますし、歯医者さんで約5000円程度の金額でつくってもらうこともできます。

ナイトガードを着用すると、歯の噛みあわせの位置が高くなるので、食いしばりにくい状態になり、自然と口元がリラックスできるのです。また、就寝前に着用する習慣をつけることで、歯の食いしばりを心理的に抑制する効果も期待できます。

枕の高さは小顔づくりの基本

枕の理想的な高さは、仰向けで横になった際とても楽で、枕をしている感覚がない感じ。枕は高くても低くても眠りを妨げますが、小顔効果でいうと低すぎる枕には注意したいところです。

枕が低すぎると頚椎が伸びて顎が上がってしまい、心臓よりも頭が低くなるため血液がスムーズに流れにくくなって、顔のむくみの原因となります。

また、血液が頭に多く流れてしまうと脳を刺激して寝つきを悪くし、小顔だけでなく美肌も遠ざかってしまいますので、枕の高さは軽視できません。

枕のイメージ
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目安の高さは、首筋の高さが5cm~9cm、頭の高さが2cm~6cm。体型や首のカーブは人それぞれ違うので、「自分に1番合う枕」をぜひ見つけて、夢の小顔へ近づきましょう。

執筆者:
友野 なお