良質な睡眠をとれる ちょっとしたアイディアって? 良質な睡眠をとれる ちょっとしたアイディアって?
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ぐっすり眠れる、ちょっとしたアイディア3つ

美容ライター・ファッションライター・エディター。大手出版社にて10年以上女性誌を担当し、フリーランスに。美容系雑誌は毎月必ず買うほどの美容オタク。ファッションも好きすぎて、日々トレンドチェックはかかさ…
2017年03月03日
みなさんは、毎日良質な睡眠をとっているでしょうか?「寝ているのに、寝た気がしない」「疲れが取れていない」「仕事などの夢ばかりみる」など、睡眠に関するお悩みを抱える方も多いのではないでしょうか?そこで今回は、良質な睡眠をとれる日々のちょっとしたアイディアをご紹介したいと思います。

オーガニックコットンのパジャマを用意

みなさんは眠る時、どんな格好をして寝ていますか?ファストファッションの部屋着だったり、着古したTシャツやパンツだったりする方も多いのでは?でも、そういうものは、通気性が悪かったり、肌ざわりがイマイチだったりすることもあります。

そこで、オススメしたいのが、パジャマを1〜2着ほど持っておくこと。パジャマ専門店でも売っていますし、百貨店の寝具コーナーや、今では雑貨店などでも売っています。

さらに素材は、オーガニックコットンがオススメ。オーガニックコットンのパジャマは、肌ざわりもよく、通気性にも優れていますから、良質な睡眠をもたらす傾向が高いのです。

また、パジャマに着替える事で、「これから眠るぞ」といった「眠りモード」にスイッチを切り替えることもできます。良質な睡眠をとるためには、「眠りモード」に入ることで、意識が眠ることに切り替わるからです。

パジャマを選ぶイメージ
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明かりをだんだん暗くしていく

みなさんは、眠りのために明かりを意識していますか?実は、良質な睡眠をとるためには明かりがとても大事。蛍光灯などの明るさが強い照明は交感神経を活発にさせてしまうため、スムーズな眠りに入りにくいのです。

また、睡眠のリズムを安定させるホルモンである「メラトニン」は、入眠前から分泌が始まると言われています。入眠前までに明るすぎる光や蛍光灯のような青白い光を、寝る前までの浴びていると「メラトニン」が分泌されにくくなるそうです。

このように、良質な睡眠をとるためには、明かりとの付き合い方はとても重要。例えば、夕飯やその日にやるべきことが終わったら、蛍光灯などは消して、白熱球などの柔らかい明かりに変えていくなどしてみましょう。また、白熱球でも、寝る数時間前になったらランプや間接照明などの「光が直接目に入りにくいもの」に変え、明かりの強さをだんだんと弱めていくなどするといいでしょう。

ランプのイメージ
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寝る前に頭の中をリセットする

もしあなたが「寝ている間も仕事のことを考えているような感じがする」というのなら、それは、頭の中が仕事などでいっぱいになり、頭の中がリセットされていないせいかもしれません。良質な睡眠をとるためには、頭の中のリセットはとても大事。

寝る前には、仕事を思い出すような本を読むようなことは避けましょう。それが例えば、ビジネス書のような直接的に仕事に関係する本ではなく、「コミュニケーション系の本」であっても、仕事などでの人間関係を思い出してしまうようなら、避けた方がいいでしょう。

オススメなのは小説などの物語系のもの。現実世界から離れ、頭の中をリセットしやすいのです。なかでも、楽しい気分に浸れるようなものだと、なおいいでしょう。

本を読むイメージ
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また、スマホやパソコンなども、ついつい寝る前に見てしまいがちですが、こちらも脳が「覚醒モード」になってしまうため、なるべく避けるように心がけてみてください。

頭のリセットとして、とてもオススメなのが、寝る前にヨガや瞑想の時間を作ること。頭の中を空っぽにすることができます。ポイントは、呼吸に意識を集中させること。呼吸に意識を集中させることで、意識を「今ここ」にあてやすくすることができます。毎日数分でいいので、試してみてはいかがでしょう。

さいごに

良質な睡眠とは、長く眠ればいいというものでもありません。長く眠れたとしても「寝た気がしない」よりは、たとえ短くてもぐっすり眠れたほうがいいのです。そんな「ぐっすりと眠れた」感覚を得るためにも、ここでご紹介したアイディアを取り入れてみてはいかがでしょうか?

執筆者:
長岡 宏江