温活って必要なの?低体温が「おデブ&老化」を招く理由
筋肉量の低下
筋肉が老化したり、筋肉量が減少したりすると、熱がうまく生み出せない状態に。慢性的な冷えや低体温の大きな原因です。エネルギーを生み出して消費するはたらきが活発でないため、運動によるカロリー消費や肌のターンオーバー、疲労回復のはたらきも低下します。
筋力が低いと身体がスムーズに動かないため、可動域が狭まったり、運動効果が減少したりすることも・・・。
筋肉には、エネルギーを消費するでなく、体温を上げるはたらきもあります。運動習慣を整えて筋力を維持することが大切です。
血行不良
手先や足先がいつも冷たい状態は、冷えによる血行不良のサイン。酸素や栄養素が隅々まで行き届かず、老廃物がうまく排出されない状態になっている可能性があります。放っておくと、むくみや太りやすい体質を招くことも・・・!
適度な運動やマッサージなどを取り入れて、いつでもめぐりの良い状態をキープしましょう。
免疫力・代謝の低下
体内のはたらきは、37℃前後で活性化します。そのため、平熱が35℃〜36℃前半の場合は、体内のはたらきが減退している可能性があります。体温が1℃下がるだけで免疫力が数十パーセントも低下。老化や低代謝を招きやすくなります。
飲食で内側から、服の工夫で外側から温めることで、免疫力や代謝を高めることができます。
体温が低い。たったこれだけで、美と健康の維持に関する様々なトラブルの元凶に。老化を防ぎ、代謝を高めるためには、体温を高めて体内活動を活性化することが大切です。
服装の工夫やホッカイロ、温かい飲み物を飲む、ゆったりとお風呂に浸かる、などなど・・・日々の工夫の積み重ねが、冷えによる体内の悪循環を絶ち、活性化した身体を実現します。
- 執筆者:
- Nao Kiyota