バランスボールでできる、目的別の体幹トレーニング3選
お腹で乗って、背筋を伸ばす
バランスボールにお腹で乗り、両足を床に着いて膝を伸ばします。両手を耳の後ろにつき、息を吸いながら背骨を伸ばして、足から背骨、首の後ろ、後頭部までをまっすぐにするイメージを持ちます。吐きながら力を緩めます。
背骨を伸ばす時は背筋だけでなくお腹も薄くします。背骨を反らせるのではなく、長さを長くするのがポイントです。5~10回行ってみましょう。
背中で乗って、お腹を凹ませる
バランスボールに背中で乗って、両足を床に着いて膝をゆるめます。息を吐きながら、お腹を凹ませ腰を丸めてボールに押しつけるようにして上体を起こします。
恥骨を持ち上げて、下腹の筋肉を使うのがポイントです。5~10回行ってみましょう。慣れてきたら左右にツイストをすると、わき腹にも効きます。
片足立ちで姿勢を保つスクワット
バランスボールの前に立ち、片足の膝をバランスボールに乗せます。ボールを後ろへ転がすようにしながら床に着いている足の膝を曲げるスクワットをします。
片足で立ってバランスを取り、安定を維持しながらボールを動かすためには、骨盤周りなどの体幹の筋肉をよく使います。片足5~10回行ってみましょう。慣れてきたらボールに乗せるのは足首にしてみましょう。
おわりに
いかがでしたか。不安定な体勢の中でバランスを取るために、普段は鈍らせていた筋肉をたくさん使うことが分かったのではないでしょうか。
続けるうちに、日常生活でも体幹の筋肉を使えるようになり、代謝も上がって、全身の引き締めができます。もし家で眠っているバランスボールがありましたら、お試し下さい。
- 執筆者:
- 美宅 玲子