飲み会で気をつけたい、お酒で太らないための食事!
お酒+○○がいけない
お酒そのものは、糖質を含んだ飲み物です。梅酒などの果実酒やカクテルなどは、より多くの糖質を含んでいます。油分を摂るより太らないという考えから、お酒は太らないという方もおりますが、糖質は含んでいますので、まったく太らないというわけではありません。
しかし、お酒とある食べ物を一緒に摂ると最強の太る食材に変わります。それは、ご存じ「脂肪の多い食事」です。
お酒は肝臓で分解されます。しかし、油の多い食事も肝臓で分解されます。ですので、お酒を先に分解し、そのあと油っぽい食事の分解になるため、アルコールが多い場合は食事の分解まで回らなくなってしまい、そのまま身体へ蓄積されるというメカニズムです。
おでんや煮物の落とし穴
おでんや煮物は和食なので太らないと思っている方が多いのですが、勘違いです。練り物のカロリーはしっかりと多め。一つ50~100㎉近いものが多いです。油断しているといくつでも食べれるので気を付けてください。
・ちくわ 60㎉前後
・がんも 80㎉前後
・卵 90㎉前後
また、意外と塩分が多いのがおでんや煮物の難点です。塩分はむくみの原因になります。次の日に顔がパンパンにむくみことが多い方は、お酒と一緒に食べる食事には注意してください。塩分の多めの食事の際は、一緒にほうれん草のおひたしなど、さっぱりしたものを一緒にいただいてください。
しかし、ここでの注意点は、サラダのドレッシングや醤油です。油分や塩分が多いので、気を付けてください。
偽物の食欲
アルコールを分解すると血糖が下がり、お腹が空いたと脳が勘違いします。最後にご飯ものやラーメンが食べたくなるのは、これが理由です。この血糖が下がりすぎることで、急性アルコール中毒を起こすことがあります。飴玉を一つ食べながら、本当にお腹空いているのか冷静に考えられるくらいの酔いが、適切なお酒の量かもしれませんね!
また、ビールのホップは胃の粘膜を刺激し、食欲増進効果があります。偽物の食欲には気を付けてください。
このシーズンに、いつもより太らないでいられたら、ダイエットは成功したと同じです。上手に新年会シーズンを乗り切ってください。
- 執筆者:
- 山田 みき