「美しい人」と「そうでない人」の習慣 「美しい人」と「そうでない人」の習慣
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歩き方チェックリスト7つ。「美しい人」と「そうでない人」の習慣

姿勢と歩き方の質を磨いて夢を引き寄せる専門家。芸能・健康・美容業界で、30年・10万人以上への指導経験を基に「座り方・立ち方・歩き方をヘルスマネージメントやセルフイメージ向上に活かし、心身を整え、自信…
2016年11月18日
前回のコラム【美しい姿勢をつくるポイント】の中で、正しい姿勢を知らないままNG姿勢で過ごす弊害。正しい姿勢をマスターして、姿勢を自分でこまめにチェック&矯正するポイントをお伝えしました。それは、美しい動作を手に入れる始まりでもありましたよね。今回は人間の基本動作ともいえる“歩く”を磨きましょう。

歩き方で何を失ってしまうのか?

NG姿勢同様、自分のNGな歩き方に気づかないで過ごしている人はたくさんいます。また気づいていても、その習慣の果てに“何を失ってしまうのかを知らない”ために改善しようともしない人も少なくありません。

その証拠に私がウォーキング講習などで、悪い姿勢や歩き方を続けると、健康面・美容面・精神面・人間関係・プライベート・ビジネスで、どれだけ損をしてしまうのかを伝えた瞬間、「歩き方がよくないみたいで、どこが悪いのか私の歩き方見てください」「膝が痛いのはO脚のせいですかね?どうしたらいいでしょう?」「ちゃんと歩いたらお腹凹みますか?」など、隠れていた歩き方への関心が溢れ出したかのように質問が増えたりします。

ウォーキング講習のイメージ
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あなたはウォーキングを今すぐ学ぶべき人?

私たちは生まれながらにして2本の足で立って歩いていたわけではありません。2足歩行は、何度も転びながら後天的にマスターしていったスキルです。ゆえに正しいウォーキングフォームを学び実践する人と、学ばない人とでは、大きな個人差が生まれます。

あなたは今すぐにでもウォーキングを学んだ方がいいのか?目安となるチェック項目を用意しました。

あなたの歩き方7つのチェックリスト

それではここで、歩き方に自信がある人もない人も、「すぐに歩き方を改善したほうがいい人なのかどうか?」を発見するためのチェックをしてみましょう。

1:よく躓(つまづ)いたり、転んだりする
2:雨の日に泥を跳ね上げてしまう
3:靴底のすり減り方が左右で極端に異なる
4:積極的に歩いているのに足の浮腫みがとれない
5:歩くと膝や腰が痛くなる
6:少し歩くだけですぐに疲れてしまう
7:歩いてもウォーキングの健康効果を得られた気がしない


以上7つの項目で、ひとつでも該当する人は、一度歩き方を見直すことをお勧めします。間違った自己流ウォーキングで頑張れば頑張るほど、身体の癖や歪みを助長して、ケガや故障のリスクを高めてしまうこともあります。ここで基本ポイントをお伝えしますので、思い当たる方は参考にしてください。

あなたの歩き方7つのチェックリスト
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OKウォークでセルフメンテナンス

正しく美しく歩くためのファーストステップは、姿勢の矯正です。(前回のコラムも参考にしてください)

1:目線はうつむかずに進行方向へ真っすぐに向けましょう
2:顎は上げたり下げたりしないで、地面と水平にしましょう
3:肩は緊張させずにリラックスしましょう
4:背中が丸まらないように背筋を伸ばしましょう
5:かかとから着地して、つま先で蹴り出すように足首も機能させましょう
 (※路面状況・履物・目的などにより異なります)
6:ブレずに凛とした姿勢でリズミカルに歩きましょう

OKウォークでセルフメンテナンス
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上記の姿勢を保って歩けば、関節負担の少ない正しく美しい歩き方になっていきます。6つの項目を意識して歩くこと自体は決して難しくありませんが、始めのうちはその状態を保つことがなかなかできなかったりします。気を抜いた途端もともとの癖が出てきたりするので、定期的に人に見てもらうなどして、見直すようにしましょう。

美しい歩き方を習慣に

毎日の歩きが美しさを生み出す習慣となれば、これほど頼もしいことはありませんね。

次回は、「日本人の猫背問題と美背中」についてお届けします。お楽しみに~!マハロ~♪

執筆者:
OK和男