代謝がいい人の特徴とは?汗や体温との関係や代謝アップの方法
「代謝がいい」とは?
人間の細胞は常に入れ替わっており、必要な栄養を体内に取り込み、古いものを排出するサイクルが代謝です。代謝には、異化作用と同化作用という2種類があります。
「異化作用」は脂肪を分解したり、エネルギーを放出すること。「同化作用」は合成やエネルギーを保持することを指します。
よく「痩せやすい」といういう意味で使われる「代謝が良い」という言葉は、「異化作用が高い」ことを表しています。
基礎代謝の計算方法
最近は家庭用の体重計でも測定ができるようになってきましたが、以下の計算式で測定する方法もあります。男女で計算式が異なるので、チェックしてみてください。
女性の計算方法
665+ 9.6×体重(kg)+1.7×身長[cm]-7.0×年齢
男性の計算方法
66+13.7×体重(kg)+5.0×身長[cm]-6.8×年齢
代謝が低くなる原因
摂取エネルギーが上回っている
摂取エネルギーと消費エネルギーのバランスが逆転してしまうと、必然的に代謝の低下へとつながります。
代謝がいい方の場合は、食べたものを食べた分だけ吸収してしまいます。いくら異化作用も高くとも、分解能力が追い付かず太ってしまうのです。
運動不足
あまり動かず筋肉を使っていないと、筋肉量が低下していくため、代謝低下の要因へとつながります。
代謝がいい人の特徴
汗をしっかりかく
代謝がいい人は、体内の老廃物の排出もスムーズです。しっかり汗をかくことで、身体のエネルギーの循環を活発にしたり、血液の流れの促進も望めます。
体温が高い
代謝がいい人は、体温が高めで暑がりの傾向があります。人間は、体温を維持するためにもエネルギーを使っています。体温が高いとエネルギー消費も活発になるため、代謝が良くなるのです。
筋肉量が多い
代謝は筋肉によって活動しているので、筋肉量が多い人は代謝もいいと考えられます。日常的に運動を取り入れられているケースが多いので、身体も引き締まっている人が多い傾向があります。
代謝を上げるためにおすすめの方法
食事の際に摂取カロリーを意識する
摂取カロリーが消費カロリーを上回ったままだと、他の対策を頑張っていてもなかなか効果が得にくいかと思います。動いた分以上食べていては台無しなので、暴飲暴食は避けましょう。
摂取カロリーが上回らないように、食事の際にカロリー計算を意識してみることをおすすめします。
適度な運動
ハードな運動ではなく、近所をウォーキングするだけでもOKです。ヨガ、ダンス、水泳など、楽しみながらできるものがおすすめ。
もちろん運動が好きな場合はハードに動いてみるものよいですが、続けれそうなものを選びましょう。
湯船に浸かるクセをつける
運動が苦手な人におすすめの方法は、湯船に浸かるクセからはじめること。汗をかく習慣をつけるだけでも、代謝アップやダイエット効果が期待できます。
代謝を上げて健康的な身体をつくろう
無理をしてストレスを溜めてしまうのは良くありません。せっかく痩せてもリバウンドしてしまう可能性が高まったり、何より自分の心もハッピーではないはず。
ご自身が無理なくできる方法を探してみて、代謝のいい身体を手に入れましょう。
- 執筆者:
- 愛子