左右どちらかの「首肩」が痛い人のためのストレッチ4選
荷物・スマホ…同じ手で長時間持っていないでしょうか
これは利き手に関係していますが、荷物やスマホを同じ側の手でずっと持っていないでしょうか。たとえ軽いものであっても、長時間持ち続けていると、首や肩に負担がかかってきます。荷物を時々置いたり、反対側の手で持つことも、時には必要かもしれません。
首肩のツボ1
首や肩が凝っている時、首の横の胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)という筋肉が硬く凝っていることが多いです。
凝っている側の手で首を後ろからつかみ、凝っている側の首の横を親指で押してみましょう。おそらくとても硬くて痛いでしょう。
首肩のツボ2
痛い方の肩の前の鎖骨の下をマッサージします。デスクワークなどで手を前に置いておくために使い続けている筋肉が、硬く凝っていることでしょう。特に、鎖骨の下で肩の前は、肩関節の痛みのツボです。
首肩を伸ばすストレッチ
痛い側の首や肩は、筋肉が縮んでいるので、伸ばしてあげると血流が良くなり、楽になります。
頭を痛くない側へと倒し、痛い側の腕は腰の後ろに回します。頭を前後にゆっくり転がして、首肩の様々な角度をストレッチしましょう。
体側のストレッチ
首や肩が凝っていたり、腕が上がりにくかったり、痛かったりする時は、肋骨の間やわき腹など、体側部分も硬くなっています。
できる範囲で痛い側の腕を上げ、体側を伸ばしてみましょう。痛みが和らぎ、じんわりと温かくなるまで続けます。呼吸を忘れずに行いましょう。
おわりに
いかがでしたか?寒くなってくる季節は、体が縮こまり、余計にコリや痛みを感じやすくなります。荷物の持ち方の工夫や、定期的なストレッチで、体のメンテナンスを行えるといいですね。
- 執筆者:
- 美宅 玲子