左右どちらかの首肩が痛い人のストレッチ 左右どちらかの首肩が痛い人のストレッチ
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左右どちらかの「首肩」が痛い人のためのストレッチ4選

中学から大学まで陸上競技に打ち込み、全日本インターカレッジ出場。姿勢や効率の良い体の動かし方に興味がある一方、メンタルの繊細さもあり摂食障害になってしまう。大学卒業後に小学校教員となるが、「いい先生で…
2016年11月12日
こんにちは。美姿勢インストラクターの美宅玲子です。首こりや肩こりを感じた時、どう対処をしていますか?職業病だから仕方ないと、あきらめていませんか?今回は特に左右どちらかの首や肩がこる・痛む場合の原因や対処のストレッチなどをご紹介いたします。

荷物・スマホ…同じ手で長時間持っていないでしょうか

これは利き手に関係していますが、荷物やスマホを同じ側の手でずっと持っていないでしょうか。たとえ軽いものであっても、長時間持ち続けていると、首や肩に負担がかかってきます。荷物を時々置いたり、反対側の手で持つことも、時には必要かもしれません。

首肩のツボ1

首や肩が凝っている時、首の横の胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)という筋肉が硬く凝っていることが多いです。

凝っている側の手で首を後ろからつかみ、凝っている側の首の横を親指で押してみましょう。おそらくとても硬くて痛いでしょう。

首肩のツボマッサージのイメージ
画像出典: 美LAB.

首肩のツボ2

痛い方の肩の前の鎖骨の下をマッサージします。デスクワークなどで手を前に置いておくために使い続けている筋肉が、硬く凝っていることでしょう。特に、鎖骨の下で肩の前は、肩関節の痛みのツボです。

首肩のツボマッサージのイメージ
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首肩を伸ばすストレッチ

痛い側の首や肩は、筋肉が縮んでいるので、伸ばしてあげると血流が良くなり、楽になります。

頭を痛くない側へと倒し、痛い側の腕は腰の後ろに回します。頭を前後にゆっくり転がして、首肩の様々な角度をストレッチしましょう。

首肩を伸ばすストレッチのイメージ
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体側のストレッチ

首や肩が凝っていたり、腕が上がりにくかったり、痛かったりする時は、肋骨の間やわき腹など、体側部分も硬くなっています。

できる範囲で痛い側の腕を上げ、体側を伸ばしてみましょう。痛みが和らぎ、じんわりと温かくなるまで続けます。呼吸を忘れずに行いましょう。

体側のストレッチのイメージ
画像出典: 美LAB.

おわりに

いかがでしたか?寒くなってくる季節は、体が縮こまり、余計にコリや痛みを感じやすくなります。荷物の持ち方の工夫や、定期的なストレッチで、体のメンテナンスを行えるといいですね。

執筆者:
美宅 玲子