塩分を控えるだけじゃダメ!?浮腫みの意外な原因と対処法
自律神経が乱れているのかも?
交感神経には血管を収縮する働きがあります。ですから交感神経の機能が低下すると、血管が収縮されず、血液を心臓に戻す力が弱まるので浮腫みやすくなります。また、交感神経ばかりが働いても、血管が収縮しっぱなしになり、血流が悪くなって浮腫みの原因となるのです。下記のような症状があれば自律神経が乱れている可能性があります。
■副交感神経が優位になりすぎている
・1日中眠い
・やる気が起きない
・ダルい
■交感神経が優位になりすぎている
・いつもイライラしている
・眠れない
・肩や首などが凝りやすい
疲れているのかも?
心臓の機能が低下していると、全身に血液を送り出すポンプ作用が弱まり、血液の巡りが悪くなって浮腫みやすくなります。また腎臓が弱っていると老廃物を尿として排出できなくなるため、浮腫みに繋がります。症状が酷い場合は、病気の可能性もあるので病院で診てもらってください。
ただ病気ではなくても、疲れが溜まっていると心臓や腎臓をはじめとする様々な臓器の働きが低下します。浮腫みやすいということは、体からの「疲れたよ」というサインなのかもしれません。
栄養不足かも?
栄養が不足すると体内の水分バランスを調整したり、老廃物を排出したりする働きが低下します。中でも特にたんぱく質は重要です。たんぱく質に含まれるアルブミンという成分には、体液を調整する働きがあるからです。そのためアルブミンが不足すると水分が溜まりやすくなり浮腫みの原因となるのです。
綺麗になりたいからこそダイエットをするのに、無理をし過ぎて栄養不足になって浮腫んでしまっては元も子もないので、必要な栄養はしっかり摂ってくださいね。
浮腫みを解消するには?
ご紹介した3つの原因、自律神経の乱れ、疲れ、栄養不足によって浮腫んでいるのだとすると、上記3つをまずは心がけてみてください。ただ病気が原因で浮腫でいるケースもあるため、酷い場合には病院で診てもらってくださいね。根本的な原因を取り除き、浮腫み知らずのスッキリ美脚を手に入れましょう!
- 執筆者:
- 愛子