早食いは太る!早食いのデメリットと解決策とは 早食いは太る!早食いのデメリットと解決策とは
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早食いは太る!?早食いのデメリットと解決策とは

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2016年09月11日
毎日仕事に追われる日々、忙しいと、ついつい早食いになっていませんか?時間がないからとデスクで食べてしまうとこともあると思います。でも早く食べるだけで太る原因になってしまうのです。そこで、今日は早食いのデメリットとその解決策を紹介したいと思います。

食べ過ぎの元になる

お腹がいっぱいになるかどうかは、脳が判断しているってご存知でしたか?食事をすると血液中にブドウ糖がいきわたり、その血液が脳に行くと脳の満腹中枢を刺激して満腹を感じます。

しかし満腹中枢が刺激されるまで15~20分かかります。早く食べることで必要な量よりも多く食べてしまうのです。満腹中枢が刺激される頃には、すでに食べ過ぎてしまっているのです。

食べるイメージ
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研究でも実証されている!

アメリカのアイオワ大学での実験結果でも実証されています。男女のグループにピザを普通の速さで食べるグループと、かむ回数を通常の1.5倍と2倍かけて、食べる3つのグループに分けて、ピザを食べてもらいました。

その結果、かむ回数が1.5倍のグループは、通常のかむ回数のグループと比べて9.9%、2倍のグループは14.8%も食事の量が減っていることがわかりました。つまり、かむ回数を増やすことで食事の量が減り、太りにくくなるのです。

ピザを食べるイメージ
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楽しくゆっくり食べるための解決策

早く食べるタイプの方は食べやすい食事を選ぶ傾向にあります。例えば、カレーやパスタやうどんなどです。かむ回数が少なくて済みますし、早く食べることができます。それよりも定食を選ぶようしましょう。

定食には緑の野菜だけでなく、野菜の中でも、かむ回数が多くなる根菜がよくつかわれています。自然にかむ回数が多くなることで、お腹がいっぱいになり満足感を得られます。満腹を感じるだけでなく、食べ過ぎを防ぐことができます。これにより、太りにくい体質になるでしょう。

定食のイメージ
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噛む回数を増やして、ゆっくり食べるだけで、ダイエット効果が期待できます。今日から始められますね。ぜひお試しください。

執筆者:
岡野 ユミ