歩くだけで美脚になる方法 歩くだけで美脚になる方法
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歩くたびに足首引き締め!歩いて美脚になれる人、歩いてもむくんだままの人の違いって?

姿勢と歩き方の質を磨いて夢を引き寄せる専門家。芸能・健康・美容業界で、30年・10万人以上への指導経験を基に「座り方・立ち方・歩き方をヘルスマネージメントやセルフイメージ向上に活かし、心身を整え、自信…
2016年09月07日
一見、同じような生活習慣をお持ちの2人の女性がいました。しかし、それぞれの脚への自己評価は大きく違っていました。2人のプロポーションに大きな「差」をつけたのは、「○○○」。ウォーキング講師ならすぐにわかる、歩いて美脚になれる人、歩いてもむくんだままの人の違いを知って、歩くたびに美しくなりましょう!

脚のラインに大きな影響を与えるのは?

「ウォーキングを習慣にして、ほぼ毎日約1時間歩いています」という2人のアラサー女性がいました。1人は私のウォーキングレッスンの受講生で、既に何回か継続してレッスンを受講していました。もう1人はずっと脚に劣等感を持ち続けていたために、解決の糸口を探して今回初めてウォーキングレッスンを申し込んだという方。

性別も年代も近いお2人が、同じように意識的にほぼ毎日歩いている。そんな2人のプロポーション(特に下半身)に、大きな「差」がついていました。

レッスン経験者の脚は、冷えも浮腫みもなく、キュッと引き締まった足首をしています。一方、未経験者の脚は、冷えて浮腫み、足首のクビレが消えて象さん足・サリーちゃん足(太い足首)といわれるような状態になっていました。

脚のラインに大きな影響を与えるのは?
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いったい何がこの2人の差を生んだのでしょうか?それは、きっとあなたの想像通りです。それは・・・?

歩いて美脚になれる人・浮腫んだままの人

“歩き方”の違いでした。

歩く量が同じでも、歩き方が違えばできあがる身体も当然違ってきます。わかりやすく言えば、「冷え浮腫みが解消して、足首がキュッと引き締まる歩き方」をしていたか、「冷え浮腫みが解消しない、足首が引き締まらない歩き方」をしていたかの違いです。

「愛され美脚」と「劣等感付きの脚」、明暗を分けたのは「歩き方」。たったそれだけのシンプルなことでした。

せっかくの健康美習慣として取り入れたウォーキングが無駄にならないように、冷え浮腫みを解消して足首を引き締める歩き方の、簡単ポイントをお伝えします。

歩くイメージ
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ウォーキングをしても足首が太いのはなぜ?

同じ量を歩いているだけで、何をどうしたら効果が変わるのか?!簡単です。あまりに簡単すぎて、がっかりしないでくださいね。それは、「足首を使って歩く!」これだけです!

まず、NGの事例をひとつご紹介します。内股歩きによる冷えむくみです。歩く時につま先が内側に向いていると、足首の動きが制限されて上手く使えません。ウォーキング効果の一つ「ミルキングアクション」※が得られなくなります。すると、足の冷えむくみ、太さとなって現れます。

※ミルキングアクションとは・・・
下肢の静脈血を筋肉で圧迫して(ミルクを絞るような動作)血液が心臓に送り返される。この筋肉のポンプ作用による血液の還流をミルキングアクションといいます。

冷え浮腫みを解消して、足首を美しく引き締める歩き方

つま先を進行方向に向けて、かかと着地から足裏を重心移動してつま先で押し出す、一連の流れを繰り返すように、足首をしなやかに使って歩くことで、筋肉のポンプ作用が十分に働き、冷え浮腫みの解消&美脚効果が倍増しますよ。

ちょっとした歩き方で体型は変わります!自分にOKな歩き方をマスターして美脚をつくりましょう!

歩き方のイメージ
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その後・・・

・・・その後、脚に劣等感を抱きながら初めてウォーキングレッスンに訪れた女性から、「冷えむくみが改善して、足首がキュッと引き締まってきました」と、ご報告いただきました。(´▽`)実感できる成果が表れることで、ウォーキング習慣がますます楽しくなりますね。ぜひご継続ください。

さて次回は、油断していると垂れていくバストに効果的なエクササイズをご紹介します。お楽しみに!マハロ~♪

執筆者:
OK和男