【アミノ酸スコア高め】栄養価抜群!今話題の美食品2選
必須アミノ酸って?
20種類のアミノ酸のうち、体内では作れないので外から補う必要のある9種類のアミノ酸のことを必須アミノ酸と言います。
《9種類の必須アミノ酸》
・トリプトファン
・リジン
・メチオニン
・フェニルアラニン
・スレオニン
・バリン
・ロイシン
・イソロイシン
・ヒスチジン
アミノ酸はたんぱく質の構成要素。不足すると、筋肉が弱ったり、浮腫みやすくなったり、免疫機能が下がったりと様々な弊害があります。健康にも美容にも欠かせないアミノ酸。中でも、体内で作り出すことのできない必須アミノ酸は、しっかり食事で摂らなければならないのです!
でも注意点が・・・
必須アミノ酸はたくさん摂ればいいという訳ではなく、9種類をバランス良く摂る必要があります。バランスが悪いと、1番少ない種類のアミノ酸にバランスを合わせて、他のアミノ酸が吸収されない性質だからです。次の項目では、アミノ酸バランスの優れた食品をご紹介しますね。
1:ミドリムシ
ミドリムシ(別名:ユーグレナ)は、名前に「ムシ」と付きますが「虫」ではありません。海藻の1種です。テレビ番組や雑誌などでも取り上げられているので、聞いたことはあるという方が多いのではないでしょうか。
このミドリムシ、実はとても優秀。海藻なのにアミノ酸バランスが良く、DHAやEPA魚に多く含まれる良質な脂質まで入っているのです。野菜、肉、魚の栄養が揃ったミドリムシは、美意識の高い女性たちから今注目されている食品。
《ミドリムシから摂れる主な栄養素》
・アミノ酸(18種類)
・不飽和脂肪酸(11種類)
・ビタミン(14種類)
・ミネラル(9種類)
・その他(7種類)
色んな会社から、サプリメントタイプや粉末タイプが出ていて、インターネット販売されていますよ。気になった方はぜひお試しあれ。
2:キヌア
キヌアは南米で栽培されている雑穀の1種です。必須アミノ酸が全て含まれており、その他の栄養価も高いことから、海外のモデルやセレブたちも取り入れているみたい。小粒でプチプチとした食感です。
《キヌアから摂れる主な栄養素》
・必須アミノ酸(アミノ酸スコア85)
・食物繊維
・良質な脂質
・カルシウム
・マグネシウム
・リン
・鉄
アミノ酸バランスが良いことに加え、もう1つの注目ポイントは、白米に比べ糖質量が少なく低GI値であるところ!お米と一緒に炊いたり、サラダと和えたり、炒め物に加えたりと食べ方は色々!キヌアのみを炊いてお米の代わりに召し上がるのもいいと思います。サラダや炒め物に入れる場合は、あらかじめ20分程キヌアを炊いておきます。
《私のおすすめレシピ》
・キヌア×オートミール×豆乳
オートミールは無糖、豆乳は無調整のものを!豆乳が苦手な方は牛乳でもOK。そこに茹でておいたキヌアをプラスして、エリスリトールやオリゴ糖、アガベシロップ、メイプルシロップなど体に優しい甘味料をかけて完成。キヌアのプチプチとした食感がタピオカを思わせます。ローストキヌアなら下ごしらえなく使えるので、そちらもおすすめ。
こちらもまだ店頭に並んでいるところは見かけませんが、インターネットで購入できます。
栄養バランスの取れた食事を!
1つでも色んな栄養を補える優秀な食材をご紹介しましたが、もちろんそれだけ食べていれば安心というわけではありません。日頃から野菜、肉、魚、大豆などをバランス良く食べることが大切です。まるでサプリメントのパッケージに記載されているようなことを言いましたが(笑)、重要なことなのでぜひ心に留めておいてくださいね。
- 執筆者:
- 愛子