いつでもどこでも可能!”ながら”ストレッチで体ほぐし いつでもどこでも可能!”ながら”ストレッチで体ほぐし
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足首引き締め、骨盤の歪み矯正も!いつでもできる“ながら”ストレッチで体ほぐし

中学から大学まで陸上競技に打ち込み、全日本インターカレッジ出場。姿勢や効率の良い体の動かし方に興味がある一方、メンタルの繊細さもあり摂食障害になってしまう。大学卒業後に小学校教員となるが、「いい先生で…
2016年06月12日
こんにちは。美姿勢インストラクターの美宅玲子です。体を動かした方がいいとは分かっていても、あらためて時間を取って運動をするのはハードルが高いという方はいませんか?そういう場合は“ながら”運動や“ついで”運動をするのが向いています。今回は、代謝を上げ、自律神経の働きを整えるストレッチを、日常生活にうまく組み込んでしまう“ながら”ストレッチの方法をご紹介いたします。

デスクワークをしながら足首のストレッチ

パソコン作業など、頭を使う作業をしている時でもできる足首のストレッチです。

足首のストレッチ
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■つま先を上げたり下げたりしましょう。足首の引き締め、代謝のアップにつながります。
■かかとを上げたり下げたりしましょう。足首の引き締め、脳の活性化になります。
■かかとを中心に、つま先で円を描いてみましょう。むくみ解消になります。
■つま先を中心に、かかとで円を描いてみましょう。風邪予防のツボ刺激になります。

テレビを見ながら開脚ストレッチ

テレビを見ながら開脚ストレッチ。テレビの内容に集中していても大丈夫なゆったりストレッチです。

開脚ストレッチのイメージ
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両足を開いて座ります。股関節周りが突っ張ってきつい場合は、座椅子やクッションなどに座ってお尻を高くしましょう。両膝を曲げたり、足幅を狭くしたりするのも、楽にする方法です。

上体を前に倒したまま、手を床に着いて上体をゆらゆらと風に吹かれるように小さく揺すります。上下に反動をつけると緊張が高まってしまうので、左右に揺すりましょう。普通にストレッチをするのがきつくても、テレビを見て気をそらせておくことが、かえってリラックスを促し、体が柔らかくなりやすくなります。

家事をしながらねじりのストレッチ

家事をしていると、あちこちに歩き回って物を取ってくるという作業をしますね。横や後ろにあるものを取る時に、あえて足の向きを変えずにウエストをねじって取る、という方法はいかがでしょうか。

少し不便なようですが、お腹を引っ込めてウエストを引き締めるイメージを持って、遊び感覚でストレッチをすることができます。わざと横向きに立って、ウエストをねじって作業をするという手もありますが、その場合は反対側も同じだけ行って、バランスを取って下さいね。

通勤しながら腰のストレッチ

立ちっぱなし、もしくは座りっぱなしという方もいる通勤時間。腰が痛くなってくることはありませんか?腰の骨(腰椎)同士がぎちぎちに詰まった状態から、空間を作って広げてあげる腰のストレッチをしてみましょう。

膝をほんの少し曲げて立ちます。しっぽを股に巻き込む犬のように、尾骨をお尻の中にたくし入れるようなイメージで、腰を丸めます。時々行うと、腰周りの弾力が戻って、心地よいです。

腰のストレッチ
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布団でゴロゴロしながら骨盤のストレッチ

布団・ベッドの上でゴロゴロしている時は、心身がリラックスしていて、絶好のストレッチタイムです。何をするでもなくウトウトしている時に、両膝を曲げて胸に引き寄せるだけ。膝で円を描くように動かして、骨盤周りの疲れやこり・ゆがみをとる骨盤ストレッチができます。

布団でゴロゴロしながら骨盤のストレッチ
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おわりに

いかがでしたか?何気ない日常の動作の中に、ストレッチを無理なく組み込むことができると実感されましたでしょうか。変化や成果を求めるなら、いかにそれらエクササイズを習慣化するかがキーポイントになってきます。気に入ったストレッチがあれば、ぜひ取り入れてみてくださいね。

ストレッチのイメージ
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執筆者:
美宅 玲子