痩せたいのに痩せられない!皮下脂肪のメカニズムを知り、知的にダイエット 痩せたいのに痩せられない!皮下脂肪のメカニズムを知り、知的にダイエット
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これからは知的ダイエット!?皮下脂肪を効率的に燃焼する方法4つ

自身のアトピー・アレルギーを機に美容を学ぶ。美容学校を卒業後、エステティック及びヘアメイク・着付けを中心に教育と現場の仕事に就く。現在は、その経験をもとに、自身のサロンにて外面と内面の双方から美しくす…
2016年04月16日
春夏が訪れることが怖い・・・薄着に自信が持てれば、春夏が楽しくなります。ダイエットしても痩せないで悩んでいる方は、皮下脂肪のメカニズムを知ればダイエットの秘訣がつかめるかも!どうして皮下脂肪ができあがるかを理解すれば、ダイエット成功率もぐんとアップ間違えなしです。一体なんで皮下脂肪はついてしまうのか、そして、なぜ落ちにくいのか学んでみましょう。

簡単に減らない皮下脂肪

皮下脂肪を減らすには、脂肪を“燃焼”させる必要があります。しかし、一度ついてしまった皮下脂肪は、簡単に落とせず、運動すればよいというものでもないのです。皮下脂肪が燃焼される道のりは単純ではないようです・・・

皮下脂肪のイメージ
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道のり
皮下脂肪を燃やすためには、まず、空腹や運動時に出る“アドレナリン”により、脂肪燃焼酵素のリパーゼが放出されます。リパーゼで分解された皮下脂肪は“遊離脂肪酸”や“グリセロース”に変わり、血液中に流れ込みます。そこで筋肉のミトコンドリアで燃焼されます。

減りにくい理由
皮下脂肪は、エネルギーの“貯蔵”と“保温”の役割を担っています。妊娠時に子宮を冷えや衝撃から守るため、女性に特になくてはいけない脂肪とされています。そのため、一般的に皮下脂肪は内臓脂肪に比べ代謝が悪く、分解されにくい脂肪とされています。

それでも減らしたい皮下脂肪。どうっやたら効率的に燃焼するのでしょうか?

皮下脂肪の減らし方

筋肉のトレーニングをする
筋肉トレーニングのみでダイエットを行うとあまり効果が期待できませんが、有酸素運動と組み合わせることで脂肪燃焼が高まります。効率的に皮下脂肪を落とすためには、トレーニングは必要です。

皮下脂肪の減らし方
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有酸素運動をする
体を動かすと、最初の約20分は、筋肉に貯蓄されている“グリコース”や“クレアチンリン酸”が優先的に使われていて、皮下脂肪が分解されたエネルギーは、その時間少ししか使われません。

食事のコントロール
摂取カロリーが基礎代謝より少なくなった場合にも脂肪の分解が始まります。しかし、極端に摂取カロリーが少ないと、体の命を守るため、筋肉の分解も起こしてしまいます。バランスの取れた食事を摂った上で、コントロールをする必要があります。

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マッサージをする
マッサージを行うだけでは脂肪燃焼の効果はありません。しかし、固まった脂肪やセルライトをほぐし、リンパや血流をよくすることは脂肪燃焼を効率的に行う手助けをします。また、筋肉太りの減少効果も期待できます。

これらをバランスよく行うことでダイエットは成功します。偏りがあると、ホルモンのバランスが乱れたり、キレイな体にならない可能性があるので、極端にならずバランスよく行ってください。また、骨盤体操などゆがみを取り除くこと、サプリメントの活用など、ダイエットをサポートしてくれます。しかし、サポートですので、頼り過ぎるのは禁物です。

執筆者:
山田 みき