「おしりマッサージ」で柔らかヒップに!腰痛にも効果的なツボ押し
おしりが硬くなるとどうなる?
冷え・むくみを招く
おしりの筋肉が硬くなると血液が流れにくくなり、骨盤まわりの内臓の冷えや、結果的に全身の冷え・脚のむくみを招く原因となります。
脂肪が燃焼しにくくなる
おしりが硬くなり筋肉があまり動かなくなると、代謝が落ちて脂肪の燃焼が難しくなります。
脂肪が蓄積されやすくなったり、筋肉が誤って発達することで骨盤の歪みを引き起こすケースもあります。
腰痛
おしりの筋肉は、腰と下半身をつなぐ大切なポイント。おしりの筋肉が硬くなると、上述のように骨盤が安定しなくなり、腰痛などの悩みを引き起こす要因となります。
おしりを柔らかくするためにおすすめの方法とは?
直接おしりや腰まわりの広範囲を自分の手でマッサージしようと思っても、なかなか難しいものです。だんだんと腕が疲れて今度は肩コリが発生する…なんてケースもあります。
おしりを柔らかくほぐすのにおすすめの方法は、ピンポイントでアプローチしてくれる「ツボ押し」です。
おしりのコリや付随する腰痛などのお悩みに沿ったツボをご紹介していきます。
おしりマッサージに効果的な「おしりのツボ」
次髎(じりょう)
腰とおしりの中間あたり、中央より少し外側の左右それぞれにある「次髎(じりょう)」というツボ。触ると少しくぼんでいる部分です。
血行を促進するので、冷えの改善が望めます。くぼみに食い込ませるように、手の中指・人差し指で指圧してみてください。
環跳(かんちょう)
おしりにキュッと力を入れたときにくぼむ、おしりの少し外側にある「環跳(かんちょう)」というツボ。おしりの筋肉をほぐしたり、股関節の柔軟性に効果的だといわれています。
親指や中指の力の入りやすい部分で指圧していきましょう。
承扶(しょうふ)
おしりと太ももの境めにある溝の中央部分に「承扶(しょうふ)」というツボがあります。坐骨神経痛やヒップアップへの効果が望めます。
おしりを包み込むように置き、中指でしっかり指圧していきましょう。
おしりマッサージに効果的な「腰のツボ」
おへそのラインで腰に両手を置いた際に、背中側の自然と親指が届く場所に「腎愈(じんゆ)」というツボがあります。
背筋を伸ばして両手を添え、親指が届いた部分を指圧していきましょう。腰痛や足の重だるさの解消に期待ができます。
おしりマッサージに効果的な「足のツボ」
かかとの外側
足の裏には、全身のコリが現れます。足の裏の硬くなっているところや痛いところをマッサージすると、身体のコリもほぐれていくのです。
かかとの外側の部分は、お尻の外側の筋肉に効果的。手の親指で押したり、手のひらで握ってマッサージしていきましょう。
かかとの内側
かかとの内側は仙骨やお尻の内側に効果的。こちらも手の親指で押したり、手のひらで圧をかけてしっかり揉みほぐしていきましょう。
おしりマッサージはツボ押しで効率的に取り入れよう
入浴中や寝る前、仕事の合間のリフレッシュにおしりのツボ押しマッサージの習慣化をはじめてみてはいかがでしょうか。
痛みがある場合は、おしりや腰まわりのコリが強いので、時間をかけてマッサージしてみてくださいね。
- 執筆者:
- KAORI