年齢不詳の「手」をつくる!手の老化を招く3つの理由
理由1:洗い方が雑
皮膚という括りでは同じなのに、顔やボディと同じようなケアをされないのが手です。お顔は泡立てた洗顔フォームで優しく洗い、ボディは、弱酸性のボディソープを使用しているのに、ハンドソープのこだわりはなし!という方がとても多いです。ハンドクリームを塗っているかもしれませんが、洗い方はとても大切です。
また、トイレに行ったり、食器を洗ったり、そしてお風呂に入ったりと、手は、どこの部位よりも洗われています。その都度とは言いませんが、お顔と同じように化粧水をして、美容液を使用し、クリームなどで仕上げるというケアをしましょう。たまには、パックをしてあげることも忘れずに・・・
理由2:無防備な手
日が差せば、日傘をしてサングラスをかける。身体は一年中洋服で守られています。守られていないところといえば手です。冬の寒さは乾燥を招き、しわしわな手にします。手袋に油分を持っていかれてしまうので、絹の手袋をしてからおしゃれな手袋をする、もしくは、クリームなどで保護してから手袋をするようにします。
また、冬でも紫外線はあり、シミを作るだけでなく弾力をも奪います。一年中、お顔に日焼け止めを使用している方は、手にも日焼け止めをすると良いです。
理由3:ささくれは引っ張って取る
冬の手といえばささくれと言いたくなるほど、ささくれの量が増えます。実際、お客様の手に触れる際、ささくれを引っ張った後の傷が目立ちます。ささくれは、どのようにケアしていますか?
まず、予防のケアはやはり保湿です。化粧水や美容液、最後はオイルを使用すると良いです。一本一本の爪のキワになじませ、軽くマッサージを行うと血行が促進され予防に繋がります。
できてしまったささくれは、爪切りで切っているという方やそのまま引っこ抜きますという方が大半です。まず、引っこ抜くのは良くないです。傷になってしまい、そこから菌が入り込み化膿する可能性があります。爪切りで切るのは構わないのですが、できれば先が細いはさみを使用し根元から切るのが良いです。そして、そのはさみは、使用前にエタノール消毒液で消毒を行うとなお良いでしょう。
パソコン仕事で、クリームやオイルが使用できないという方は、夜寝ている時の徹底ケアをお勧めします。また、手を洗うときの温度や食器を洗うときの温度に気を付けて、必要な脂分が取られないようにすると、乾燥が少し変わってきます。
- 執筆者:
- 山田 みき