昼休みにできる、眠気スッキリ!ストレッチ 昼休みにできる、眠気スッキリ!ストレッチ
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睡魔を撃退!昼休みにできる、眠気すっきりストレッチ

中学から大学まで陸上競技に打ち込み、全日本インターカレッジ出場。姿勢や効率の良い体の動かし方に興味がある一方、メンタルの繊細さもあり摂食障害になってしまう。大学卒業後に小学校教員となるが、「いい先生で…
2016年02月20日
こんにちは。美姿勢インストラクターの美宅玲子です。昼食を摂った昼下がりは、突然襲ってくる眠気と戦う方もいらっしゃるのではないでしょうか。もちろん、朝から睡眠不足であれば仮眠を取るのも一案ですし、血糖値の急上下が眠気を起こすので、GI値の低い食事を選んで摂るのも予防になります。今回は、ツボ押しやストレッチで消化を促しながら、頭や体をすっきりさせる方法をご紹介いたします。

1.百会(ひゃくえ)のツボ・頭皮のマッサージ

頭頂部をこぶしで軽くたたきます。両手の指で、頭皮をずらすようにマッサージをします。

・頭頂部は百会(ひゃくえ)というツボで、頭をすっきりさせるだけでなく、全身の血の巡りをよくし、体調を整える働きがあります。

・頭皮をマッサージすることで、頭のストレスを取り、脳を活性化します。

百会(ひゃくえ)のツボ・頭皮のマッサージのイメージ
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2.耳のマッサージ

両手で耳全体をつまんだり、引っ張ったりします。

・副交感神経の働きを促し、消化を促進するツボがあります。
目や頭をすっきりさせるマッサージです。

耳のマッサージのイメージ
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3.首の前のストレッチ

両手のひらで胸の真ん中を押さえ、口を閉じたままアゴを天井に向けます。

・首の前側を伸ばすと、顔や頭へ行く血流を促し、顔色が良くなり、脳が活性化します。

首の前のストレッチのイメージ
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4.手のひらのマッサージ・合谷(ごうこく)のツボ

手のひらの真ん中をマッサージします。手の甲の親指と人差し指の骨の間の付け根を、人差し指の骨に向かって押します(合谷のツボ)。

・手のひらの真ん中は、胃腸の働きを整えるツボがあります。
・合谷のツボは、頭をすっきりさせる、血行を良くする等、万能のツボです。

手のひらのマッサージ・合谷(ごうこく)のツボのイメージ
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5.足首回し

足首をゆっくりと大きく回します。100回でも200回でも回して大丈夫です。

・足首周りは首や頭とリンクしている部位で、頭をすっきりさせ、代謝も高め、むくみの解消にもなります。

6.英雄のポーズ

右足を大きく一歩後ろへ引き、両手を上に伸ばして伸びをします。深呼吸を5回繰り返します。反対足でも同様に行います。

・体の前側を伸ばすポーズは、胃の経絡の刺激となり、消化を助け、気持ちを前向きにし、活力を生み出します。

英雄のポーズのイメージ
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7.三日月のポーズ

右足を左脚の後ろ側からクロスをしてつきます。両手を上で組み、上体を左に倒して体側を伸ばします。深呼吸を5回繰り返します。反対側でも同様に行います。

・体側伸ばしは肩こりを解消し、特に右側の体側は、胃や肝臓の働きを整えるストレッチです。

三日月のポーズのイメージ
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8.スクワット&肩入れ

トイレで座った時でも良いですが、足を大きく開いて立ち、腰を落とします。膝もつま先も外を向けると、内ももがよく伸びます。右肩を前に出して左を向き、両手で両膝を外側へ押して、背骨をねじります。深呼吸を5回繰り返します。反対側も同様に行います。

凝り固まりがちな股関節と背骨をストレッチする、リフレッシュ方法です。

9.肘回し

両肘を曲げて手先で肩を触り、肘で大きく円を描きます。

・肩甲骨を大きく動かすことで、頭を中心として全身へ血液を巡らせます

おわりに

いかがでしたか?ちょっとしたツボ刺激・ストレッチであっても、血行が全身に巡ってこわばりが取れたり、頭がすっきりしたり、前向きな明るい気持ちになったりする変化を味わうことができたのではないでしょうか。

リフレッシュをして活動の能率が上がり、存分に毎日を楽しむことができますように。

執筆者:
美宅 玲子