ダイエット中に「カロリー」よりも気をつけたいこと3つ
「たんぱく質不足」にご用心
たんぱく質は肌や筋肉の材料。不足すれば肌トラブルや筋力の低下を招いてしまいます。また、脂肪を燃焼させるためには、筋肉やエネルギーが必要だということも忘れてはいけません。
ダイエットを決心すると、ついつい肉や魚、卵、乳製品、大豆製品などの大切なたんぱく源を削ってしまいがち。カロリーオーバーの場合は、脂質や炭水化物を中心に減らしていく計画を立てましょう(ただし、“ゼロ”にしてはNG。脂肪を燃焼させるためのエネルギーが不足してしまいます)。
「塩分の取りすぎ」は体重増加につながる
ダイエット中の空腹を紛らわすため、サラダや低カロリーなこんにゃく類をたくさん食べるという人には、「なぜか食べてないのに体重が減らない」という人が多いもの。これには“塩分の取りすぎ”が関係しています。
カロリー自体は低くても、ドレッシングや醤油、塩こしょうなどの調味料をたくさん摂取すると塩分過多に。塩分を摂りすぎると塩分濃度を調節するため体内に水分を溜め込みやすく、むくみや体重増加を招いてしまいます。
野菜やこんにゃくのカロリーが低いからとたくさん食べてしまう場合は、味付けに注意する必要があります。
「栄養バランス」が乱れると代謝が下がる
極端に食事を減らしたり、栄養バランスが崩れてしまったりすると、体内のはたらきに必要な栄養素が不足し、基礎代謝が低下。筋肉が衰え、メリハリが失われてしまいます。
頑張ってダイエットしているのに垂れたり、太りやすい体質になってしまっては意味がありませんよね。キレイに痩せるためには、食べることも大切です。
カロリーばかりに気を取られていると、潤いのある若々しさやメリハリが失われ、むくみやすく太りやすい体質になってしまいます。どうかみなさんは、自分の身体を削るダイエットを選ばないでくださいね。
- 執筆者:
- Nao Kiyota