もしかして、あなたは隠れ冷え性じゃない? もしかして、あなたは隠れ冷え性じゃない?
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もしかして隠れ冷え性じゃない?すぐに試せる、身体の芯から温める方法3選

美容ライター・ファッションライター・エディター。大手出版社にて10年以上女性誌を担当し、フリーランスに。美容系雑誌は毎月必ず買うほどの美容オタク。ファッションも好きすぎて、日々トレンドチェックはかかさ…
2016年02月01日
よく汗をかき、体温も高め、それでも体が冷えているということがあります。それを確かめるのは、おへその周り。おへその周りが冷えている場合、隠れ冷え性の可能性が高いんです。おへその周りが冷えていると、内臓全体も冷えていることが多く、代謝もよくないため、ダイエットしても効果が出にくい可能性があります。では、どうすればいいのでしょう。

腹巻を活用する

おへその周りが冷たいのは、身体の芯が冷えている証拠。そこでオススメなのが、腹巻。おへそだけでなく、おなか周り全体を温めてくれるため、1枚着用するだけで身体が温まります。

「腹巻ダイエット」というものがあるほど、腹巻はダイエットにも効果的。その仕組みは、体の中心であるお腹が温まることで血流がよくなり、結果体温があがって基礎代謝がよくなるというもの。

そして、今オススメしたいのは、パンツ型の腹巻。普通の腹巻と違い、履くタイプのものなので、ズレにくくて安定します。さらに、最近では発熱機能のついたタイプなどが各種メーカーから発売されているので、自分の好みにあったものを選ぶといいかもしれません。

お腹を温めるイメージ
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ホッカイロでおへその周りを温める

「腹巻には抵抗がある」「なかなかいい腹巻が見つからない」。そんな時は、おへその周りにホッカイロをあててみましょう。おへその周りにはリンパがたくさん集まっています。ですから、おへその周りに指をあてて「の」の字をかくようにしてよく揉みほぐし、その後カイロをあてることで内臓から暖かくなるのです。

もし、それでもなかなか体が冷えているようなら、おへその裏にもカイロをあててみて。おへその裏は「命門」というツボがあり、ここは下半身の冷えをとってくれるばかりだけでなく、疲れをとり、体調を整えてくれます。

ただ、直接皮膚にあてると低温やけどになる可能性もあるので、肌着の上からあてるようにしてください。また、あたたまってきたなと思ったら、外すのもポイントです。

足首をくるくる回す

身体を温めるには、首を暖かくすることもポイント。そこで、首の中でも「足首」を温めるため、ぐるぐると回してマッサージをしましょう。

【マッサージ方法】
足首とは反対の手の指5本を、まわす方の足の指5本の間に挟み込むようにして、もう一方の手で足首を固定。手の力を使って、足首をぐるぐると円を描くように10〜20回まわします。

例えば、左足の足首をまわす場合、右手の5本指を左足の足指にはさみ、左手で足首を固定して、左足の足首を回します。反対側の足首も同じように回します。

しばらくすると、身体が暖かくなってくるのを実感できるはずです。これを続けると、血行がよくなり、冷え性の改善にもつながります。また、むくみも改善されます。

足首のイメージ
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冷えは、万病の元とも言われています。自分は冷え性だと思っていなくても、おへそ周りが冷えていたら、それは身体が冷えている証。ここで紹介した方法をできるものから試し、身体を温め、代謝をよくしちゃいましょう。

執筆者:
長岡 宏江