もしかして隠れ冷え性じゃない?すぐに試せる、身体の芯から温める方法3選
腹巻を活用する
おへその周りが冷たいのは、身体の芯が冷えている証拠。そこでオススメなのが、腹巻。おへそだけでなく、おなか周り全体を温めてくれるため、1枚着用するだけで身体が温まります。
「腹巻ダイエット」というものがあるほど、腹巻はダイエットにも効果的。その仕組みは、体の中心であるお腹が温まることで血流がよくなり、結果体温があがって基礎代謝がよくなるというもの。
そして、今オススメしたいのは、パンツ型の腹巻。普通の腹巻と違い、履くタイプのものなので、ズレにくくて安定します。さらに、最近では発熱機能のついたタイプなどが各種メーカーから発売されているので、自分の好みにあったものを選ぶといいかもしれません。
ホッカイロでおへその周りを温める
「腹巻には抵抗がある」「なかなかいい腹巻が見つからない」。そんな時は、おへその周りにホッカイロをあててみましょう。おへその周りにはリンパがたくさん集まっています。ですから、おへその周りに指をあてて「の」の字をかくようにしてよく揉みほぐし、その後カイロをあてることで内臓から暖かくなるのです。
もし、それでもなかなか体が冷えているようなら、おへその裏にもカイロをあててみて。おへその裏は「命門」というツボがあり、ここは下半身の冷えをとってくれるばかりだけでなく、疲れをとり、体調を整えてくれます。
ただ、直接皮膚にあてると低温やけどになる可能性もあるので、肌着の上からあてるようにしてください。また、あたたまってきたなと思ったら、外すのもポイントです。
足首をくるくる回す
身体を温めるには、首を暖かくすることもポイント。そこで、首の中でも「足首」を温めるため、ぐるぐると回してマッサージをしましょう。
【マッサージ方法】
足首とは反対の手の指5本を、まわす方の足の指5本の間に挟み込むようにして、もう一方の手で足首を固定。手の力を使って、足首をぐるぐると円を描くように10〜20回まわします。
例えば、左足の足首をまわす場合、右手の5本指を左足の足指にはさみ、左手で足首を固定して、左足の足首を回します。反対側の足首も同じように回します。
しばらくすると、身体が暖かくなってくるのを実感できるはずです。これを続けると、血行がよくなり、冷え性の改善にもつながります。また、むくみも改善されます。
冷えは、万病の元とも言われています。自分は冷え性だと思っていなくても、おへそ周りが冷えていたら、それは身体が冷えている証。ここで紹介した方法をできるものから試し、身体を温め、代謝をよくしちゃいましょう。
- 執筆者:
- 長岡 宏江