ヨガで愛にあふれたきれいな自分になろう ヨガで愛にあふれたきれいな自分になろう
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ヨガでパートナーとの絆も深まる!心身を幸せで満たし、愛にあふれたきれいな自分になろう

中学から大学まで陸上競技に打ち込み、全日本インターカレッジ出場。姿勢や効率の良い体の動かし方に興味がある一方、メンタルの繊細さもあり摂食障害になってしまう。大学卒業後に小学校教員となるが、「いい先生で…
2016年01月22日
こんにちは。美姿勢インストラクターの美宅玲子です。「忙」しいという字は「心」を「亡」くすと書きますが、忙しい毎日の中で、人に対しても自分に対しても、心を向けるゆとりがなくなっていることはありませんか?今回は、ヨガを通して自分を愛し、そのあふれる愛が人を包む話題をお伝えします。

美容も健康も、自分への愛から

様々な美容法・化粧品・健康法・エクササイズも、義務的に、心ここにあらずで行っていたり、自分に否定的な思いを持って、いじめるような気持ちでいたら、効果は半減です。

何も言わずに動いてくれる自分の体、生きている自分の心身に感謝といたわりの気持ちを込めて行えば、リラックスホルモンが出て細胞が活性化し、イキイキときれいになっていくものです。

人への愛も、自分への愛から

自分のことが嫌で仕方ない人は、「あの人が私の嫌な面をひっくり返してくれる、救ってくれる」と幻想を抱きがちです。

自分のことを受け入れたり認めたりできない状態で人を愛そうとする時、見返りを求めたり、自分を犠牲にしたりと、人や自分を苦しめるゆがんだ形になることもあります。

自分自身が幸せな気持ちで感謝に満たされていると、それを人と分かち合いたくなります。お互いにゆとりを持って相手を見ることができ、優しい気持ちでいたわり合うことができるのです。

人への愛も、自分への愛から
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自分を愛し、愛で満たすヨガ

ヨガには様々なポーズがあります。どのポーズでも、ポーズを取りながら呼吸をゆっくりと深め、伸びているところの気持ちよさや温かみを感じます。

自分を愛し、愛で満たすヨガ
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決して無理をして自分の体を痛めつけるようにしたり、体のSOSサインを無視したりしないようにします。

痛すぎて息が詰まるようなら、ポーズをゆるめるといったように、自分の心身の声に快く応えて心地よさを十分に味わうようにすることが、自分を大切にし、幸せで満たすことになります。

ポーズを取ってみよう

それでは、実際にポーズを一つ取ってみましょう。胸を開き、心が広く開放されるポーズです。

≪胸を開くポーズ≫
座って両手を後ろに回して指を組み、肘を伸ばして両肩・肩甲骨を後ろに引きよせるようにして胸を開きます。深呼吸を繰り返し、胸や肩の伸びや背中の温まる感覚を味わいます。

ポーズを取ってみよう
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≪腕引きのポーズ≫

今度は、二人でする胸を開くポーズをご紹介します。心身が伸びるだけではなく、二人の心のつながりを深め、労わり合い、幸せをより広い意味で感じることができます。

パートナーと前後に並んで立ちます。前の人は足をそろえるか腰幅程度に開いて立ち、後ろの人は足を前後に開いて、前足を前の人のかかとのそばに置きます。

お互いに手首同士を握るようにして前後で手を組み、前の人は全身をまっすぐに保ったまま徐々に前へ倒れていきます。

前の人の胸や腕や肩が気持ちよく伸びる角度でストップし、深呼吸を繰り返します。5呼吸ほどして十分に伸びて心地よさを味わえたら元に戻り、前後を交代して行います。

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おわりに

いかがでしたか?今回はヨガをしている自分や相手の状態を観察し、受け止め、大切にすることで愛を感じる体験をしました。応用すれば、日常生活どんな場面でも実践できるものです。

「体が固まっているな、疲れたな。」と思えば伸びをして気持ちよさを味わい、少し休んで自分の心身を喜ばせてみる。自分の心身の欲求を満たしてあげたという幸せや自信は、ゆとりや笑顔を生み出します。あなたの生活が愛にあふれたものになりますように。

執筆者:
美宅 玲子