飲み会の食べ過ぎをなかったことにする「朝スープ」のススメ 飲み会の食べ過ぎをなかったことにする「朝スープ」のススメ
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飲み会の食べ過ぎをなかったことにする「朝スープ」のススメ

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2015年11月30日
忘年会の季節がやってきました。飲む機会が増えると気になるのが体重です。美味しそうな誘惑に勝てず、翌日のぷっくりお腹を見て後悔してしまうものです。そんな翌日の朝、食べ過ぎをなかったことにする低カロリースープがあります。満腹感もあり野菜たっぷりでたった100kcalです。そのうえ二日酔いや疲れを回復する働きもあります。今日はこのスープをご紹介したいと思います。それではさっそくいってみましょう。

牛乳とほうれん草のスープ(100kcak)

【材料】
・牛乳カップ1/3
・ゆでたほうれん草40g(お浸し一人前くらいの量)
・ゆでた小さめのじゃがいも半分
・コンソメキューブ1個
・水適量

牛乳とほうれん草のスープのイメージ
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【つくり方】
適量の水にチキンコンソメと材料を入れて、ミキサーにかけてスムージーのようにしてから鍋であたためて、塩、胡椒で味を整えます。

【美容効果&ポイント】

カロリーが低いだけではなく、ほうれん草の緑の色に含まれる葉緑素はアルコールを解毒する作用があり、二日酔いを軽くする作用も期待できます。

豆腐の味噌汁(97kcal)

【材料】
・木綿豆腐1パックの約5/1
・味噌大さじ1弱
・ワカメ大さじ1山盛り
・ネギ約5cm
・サヤインゲン5本
・かつお節2パック

豆腐の味噌のイメージ
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【つくり方】
カップ1強の水を煮立て、食べやすい大きさに切った木綿豆腐、味噌、サヤインゲン、ワカメを入れてネギを最後にいれます。サヤインゲン、ネギはキッチンバサミでカットすると簡単に細切りにできます。仕上げにかつおぶしを2パックいれると、香りがよく美味しくできあがります。

【美容効果&ポイント】
味噌汁は、低カロリーなだけでなくギャバが含まれています。ギャバにはイライラ防止効果がありますので、イライラからの食欲を抑える効果が期待できます。また、かつおぶしに含まれるアンセリン、カルノシンは前日の疲れを回復させる効果があります。

トマトスープ(102kcal)

【材料】
・トマトジュース1缶
・マイタケパック1/2
・ビーフコンソメキューブ1個
・ニンジン2cm
・玉ねぎ小さめ1/6
・パルメザンチーズ一振り
・マカロニ8個
・水

トマトスープのイメージ
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【つくり方】
トマトジュースの中に水を少々入れ、コンソメ、ちぎったマイタケ、小さめに切ったニンジンと玉ねぎ、マカロニを一緒に入れて煮込みます。塩、胡椒で味を整え、マカロニが柔らかくなったら仕上げにパルメザンチーズ一振りすればできあがりです。

【美容効果&ポイント】

トマトに含まれるクエン酸やリンゴ酸には、胃の粘膜の炎症を抑える作用があります。食べ過ぎ、飲み過ぎによる胃のむかつきや胸焼けに効果があります。マイタケにはβ-グルカンで疲れた体の免疫アップ効果があり、風邪を引きにくくします。

まとめ

温かいスープにより、代謝がアップして脂肪が燃えやすくなります。宴会が続くと不足しがちになる野菜も摂取できます。どのスープも低カロリーで、食べ過ぎた翌日の疲れた体にやさしい材料が含まれています。食べ過ぎた翌日は朝だけでなく、昼も野菜中心の軽めのランチで調整してください。そうすればきっと、この時期を太らずに乗り切ることができますよ!

執筆者:
岡野 ユミ