スタイルが良くなる!エレガントな座り方-下半身編【3】- スタイルが良くなる!エレガントな座り方-下半身編【3】-
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スタイルが良くなる!エレガントな座り方-下半身編【3】-

5歳でバレエを始める。津田塾大学卒業後、三菱UFJ信託銀行入社。 証券会社勤務中に、仕事のストレスから椎間板ヘルニアを患い、リハビリとして「背骨」を整える運動法、ジャイロキネシスと出逢いました。…
2015年11月15日
これまでもお伝えしてきたように、正しい座り方が身につくと、スタイルが良くなります。しかし、身につけるのはとても難しいです。「座り方」は、学校では教えてもらえなかったですよね。ですので、子供のころからのクセがそのままその人の座り方になっているのです。今回も、座って行うエクササイズ「ジャイロキネシス」をヒントに、普段気をつけることのできるポイントをお伝えしますね。最終回は、「筋力の使い方」です。

2つの膝をつけると?

まず「足の置き方」、「体重のかけ方」の記事でお伝えした座り方の状態にします。その状態で、2つの膝をしっかりとつけてください。次に、膝をしっかり付けた状態で、以下を確認してみてください。

1.内ももがしまっているか
触ってみて、内腿が少し硬くなっているか、感じてみてください。膝がしっかりついていると、自然と締まります。

2.おへその下(丹田)の奥に力が入っているか
内ももの筋力が使えていると、自然と入ります。

実は、膝をそろえるのは見た目の問題だけでなく、筋力を正しく使うためです。残念ながら、街を眺めていると膝が開いている女性がほとんどです。

内ももの秘密

座っているときに膝が開いて内ももがゆるんでいると、お腹がゆるみます。すると体幹が崩れ、骨盤を正しい位置に保つことができなくなります。

内ももの筋力を正しく使えるかが、座り姿勢においてとても大切なのです。私のレッスンでは、内ももを意識したトレーニングをしています。レッスンを継続して、「モモが細くなった♪」という方もいらっしゃるのですよ!

太もものイメージ
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スタイルが良くなるために

毎日足を広げて座っているだけで、お腹もたるみ、足も太くなっていくのです。もったいないですよね。しかも、足を広げて座っている女性は、見た目もエレガントではありません。お腹がたるむ、足が太いと悩む方は、座り方を見直してみましょう!

「エレガントな座り方」シリーズ、いかがでしたでしょうか。正しく座るためには、継続したトレーニングが必要なのです。皆さんも少しずつでも意識してみてくださいね。

執筆者:
山中 朗子