いつでも簡単!美姿勢のための3つの習慣【2】足元編
ハイヒールが姿勢に与えるダメージは?
ハイヒールを履いて歩いていると、股関節や骨盤まわりなどの関節や骨格が本来の位置からずれ、筋力も正しく使えないので、膝や腰に負担をかけたり全身を歪めます。
また、足裏を正しく使えないので、足裏の筋力は衰え、足底の骨格も歪みます。「姿勢=体を支える力」の土台が足裏です。土台が崩れると、カラダを支えられなくなりますよね。バレエダンサーは、足裏のトレーニングやケアを大切にしています。
どうしたらよいの?
ヒールを履いても体が歪まないためには、体幹や姿勢の意識を身に着けることが大事ですが、身についていないうちは、履かないのが一番簡単な歪み予防です
ところで、ニューヨークに住んでいたとき目にしたのは、働く女性はスーツ姿にスニーカーやペタンコ靴(夏はビーチサンダル!)で通勤する姿でした。 その代わり、夜のお食事やパーティの時には、ドレスアップして思いきり高いヒールを履きこなします。 対して東京の女性は、朝から夜遅くまで、ヒールを履くことが習慣化していますね。
でも、ステキな女性に「ヒールを履くな」とはいいません。お仕事柄、履かなければならない方も多いと思います。まずは、履く時間を短くしてみませんか?
習慣にするコツ
私は、おしゃれしてヒールを履く時もありますが、 普段はローヒールやスニーカーで生活しています。お食事、パーティがあるときは、 靴を持ち歩いて、移動はローヒール、会場でハイヒールに履き替える、オフィスではオフィス用のハイヒールを常備、休日はスニーカーで過ごすなどの工夫もできますね。
ローヒールで姿勢よく、両足の足裏をしっかり使って歩くこと。そうすると、移動自体が筋トレ、歩きながら体のバランスの調整もすることもでき、一石二鳥♪
猫背のままヒール靴を履いている女性よりも、 姿勢良くローヒールを履いている女性のほうが、スタイル良く美しく見えますよね。「ヒールを履いても歪まない姿勢の意識」については、またどこかでお伝えしますのでお楽しみに。
- 執筆者:
- 山中 朗子