いつでも簡単!美姿勢のための3つの習慣【2】足元編 いつでも簡単!美姿勢のための3つの習慣【2】足元編
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いつでも簡単!美姿勢のための3つの習慣【2】足元編

5歳でバレエを始める。津田塾大学卒業後、三菱UFJ信託銀行入社。 証券会社勤務中に、仕事のストレスから椎間板ヘルニアを患い、リハビリとして「背骨」を整える運動法、ジャイロキネシスと出逢いました。…
2015年09月13日
前回お伝えしたように、日々の習慣が姿勢を作り上げています。例えば、1週間のうち1日1時間ジムや整体に通ったとしても、残り6日と23時間カラダが歪む生活をしていれば、カラダは悪い状態を覚えてしまいますね。すぐに取入れられる習慣を3回にわたり紹介していますが、今回は、足元のお話。

ハイヒールが姿勢に与えるダメージは?

ハイヒールを履いて歩いていると、股関節や骨盤まわりなどの関節や骨格が本来の位置からずれ、筋力も正しく使えないので、膝や腰に負担をかけたり全身を歪めます

また、足裏を正しく使えないので、足裏の筋力は衰え、足底の骨格も歪みます。「姿勢=体を支える力」の土台が足裏です。土台が崩れると、カラダを支えられなくなりますよね。バレエダンサーは、足裏のトレーニングやケアを大切にしています。

いつでも簡単!美姿勢のための3つの習慣【2】足元編
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どうしたらよいの?

ヒールを履いても体が歪まないためには、体幹や姿勢の意識を身に着けることが大事ですが、身についていないうちは、履かないのが一番簡単な歪み予防です

ところで、ニューヨークに住んでいたとき目にしたのは、働く女性はスーツ姿にスニーカーやペタンコ靴(夏はビーチサンダル!)で通勤する姿でした。 その代わり、夜のお食事やパーティの時には、ドレスアップして思いきり高いヒールを履きこなします。 対して東京の女性は、朝から夜遅くまで、ヒールを履くことが習慣化していますね。

でも、ステキな女性に「ヒールを履くな」とはいいません。お仕事柄、履かなければならない方も多いと思います。まずは、履く時間を短くしてみませんか?

習慣にするコツ

私は、おしゃれしてヒールを履く時もありますが、 普段はローヒールやスニーカーで生活しています。お食事、パーティがあるときは、 靴を持ち歩いて、移動はローヒール、会場でハイヒールに履き替える、オフィスではオフィス用のハイヒールを常備、休日はスニーカーで過ごすなどの工夫もできますね。

ローヒールで姿勢よく、両足の足裏をしっかり使って歩くこと。そうすると、移動自体が筋トレ、歩きながら体のバランスの調整もすることもでき、一石二鳥♪

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猫背のままヒール靴を履いている女性よりも、 姿勢良くローヒールを履いている女性のほうが、スタイル良く美しく見えますよね。「ヒールを履いても歪まない姿勢の意識」については、またどこかでお伝えしますのでお楽しみに。

執筆者:
山中 朗子