「色」で判断できる!髪や肌の老化を防ぐ食生活のコツ
食事は「色とりどり」を意識する
体内のはたらきは、栄養素たちの“チーム戦”。さまざまな栄養素をつかって消化や吸収、代謝のはたらきを担っています。
美肌やダイエットに効果的と言われる食べ物“だけ”を食べるのはNG。どんなに身体に良い栄養素をチャージしても、それを活用するエネルギー源が不足したり、サポート成分を同時に摂取していなかったりすれば、効果が薄れてしまいます。体内のはたらきを高める3大成分である炭水化物、脂質、たんぱく質は基本中の基本。さらにビタミンやミネラル、食物繊維もバランス良くチャージすることで、健康的でツヤめく美を育てることができますよ。
簡単に栄養バランスを整える方法は、「色とりどり」の食材を食べること。食材の栄養素は「色素」であることが多いため、簡単に多くの栄養素をチャージすることができます。また、色鮮やかな食材ほど新鮮で栄養素が豊富ですから、食材を選ぶ際には“綺麗な色かどうか”を意識するのもポイントです。
「美髪・美肌が育つ食事」の3つの要素
とはいえ、「何をどのくらい食べたらいいかよく分からない」という人も多いのではないでしょうか。また、「そんなにたくさん食べたら太ってしまうのでは?」という心配もあるかもしれません。そんな場合は、次の3つを意識して、毎食の献立を組み立ててみてください。
・炭水化物(ごはんがおすすめ)は“握りこぶしひとつ分”
・たんぱく質(肉、魚、卵、大豆製品)は“手のひら1枚分”
・両手いっぱいの野菜と手のひら半分のフルーツ
この3つを意識することで、過剰な摂取カロリーをせずにバランスよく栄養素をチャージすることができちゃいます。見た目で量が判断できるので、「グラム数まで意識するのは面倒!」という人にもおすすめ。ぜひ覚えて活用してみてください。
食べなきゃキレイは育ちません。色とりどりの食材をおいしく食べて、ぷるっと潤う美人になってくださいね。
- 執筆者:
- Nao Kiyota