薬膳のプロが日々の生活で行う「冷えない体を作る」4つのポイント! 薬膳のプロが日々の生活で行う「冷えない体を作る」4つのポイント!
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薬膳のプロがやってる。「冷えない体」をつくる4つのポイント

2018年03月19日
「身体を冷やさない事がいいのは分かっているけれど、どうやって冷えない身体を作っていけばよいか分からない・・」そんな方もいらっしゃると思います。筆者自身もそうでしたが、今は薬膳の知恵のおかげで身体の冷えが随分やわらぎました。でも一気に冷えが改善されたのではなく、コツコツ普段の生活で意識して続けてきたからこそだと思います。

今回は国際薬膳調理師の筆者が、普段の生活で行っている冷えない身体を作るために心がけている4つのポイントを書いてみました!どれも特別なことはありません。ご自身が取り入れやすいことから取り入れてみてくださいね^^

ポイント1.朝は白湯から始める

朝は冷たいものを飲むと身体がしゃきっとするという方もいますが、冷えない身体を目指すのであれば、起き抜けの体にいきなり冷たいものはおすすめ出来ません。

と言いますのも、食べ物や飲み物を消化する消化吸収システムの脾という臓腑は冷たい物が大の苦手!この脾はくよくよ悩んだりするストレスや、脂っこいものや辛い物など刺激の強い物も苦手。でも今の世の中ストレスがない人はいませんし、お付き合いで揚げ物や辛い物も頂くことも多いと思います。

「ん?と、いうことは普段の生活でも結構なダメージを脾が受けているのでは?」と思った方大正解!脾はお察しの通り苦手項目が多いので、弱っている人が多いのです。

ストレスを溜めない生活は理想ではありますが、現実的には難しい。自分だけ頑張ってもどうにもならないことってありますからね。でも朝白湯から始めることは自分が意識すれば取り入れることが出来ますよね!

脾が温まるとシステムの働きもよくなり食欲もわきます!朝食べる気がしない・・という人、朝は体温が低くて動けない・・という人は、まず内側から体を徐々に温め体にエンジンをかけていきましょう^^筆者も毎朝の日課ですよ。

朝の白湯
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ポイント2.基本的には温かい物を。体を温める食材をいつもの食事にプラス!

筆者は夏の暑い日でも基本的には冷たい物はさけているので1年を通して飲み物は常温かホットです。食べ物も温かい物が多いです。

また、食べ物や飲み物の温度が温かいだけではなく、食材自体、体を温める物を頂くのもポイント!薬膳の世界では全体の7割が体を冷やしもしない・温めもしない平性のものですが、そこに意識して体を温める食べ物をプラスすると体の冷えが少しずつ和らいできます。体を温める食材を書いてみますので、ぜひ日々のお買い物のリストに入れてみてください。

【体を温める食材】
生姜・にんにく・唐辛子・紫蘇・ねぎ・たまねぎ・にら・かぼちゃ・ぶり・鮭・えび・鶏肉・羊肉・黒砂糖・ジャスミン茶・紅茶・甘酒

ポイント3.冷たいものを取り入れた後のケアをする

と、いってもビールや冷たい飲み物、お刺身やサラダなど冷たいものを食べたくなることもあると思いますし、友人との食事で頂く機会も多々あると思います。そんな時は思いっきり頂きましょう!お食事は楽しみながら頂くのが一番ですからね♪食べることにストレスを感じてしまったら、脾も元気がなくなります。

でも、冷えない身体を目指すのであれば、冷たいものを頂いたあとのケアが大切!例えば飲み会でビールや冷たいお酒が多かったなぁ・・と思ったら、帰宅後は温かい飲み物を飲んでから寝る。食事の中で生野菜のサラダがあったら、温かいスープをプラスしてみようなど心がけると、冷たいものを頂いても身体はバランスをとることができますよね。

「冷たい物を頂いたら温かい物・温める食材を取り入れる!」これを合言葉にしてもらえたら嬉しいです。もちろん筆者も心がけていますよ!

温める食材を取り入れる
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ポイント4.散歩をする・ながらでストレッチをするなど身体を動かすことを日々心掛ける

ここまでお食事のことをお話ししましたが、やはりお食事だけ頑張っても身体を動かす時間がないと、なかなか冷えない身体を目指すのは難しい。イメージとしてはお食事で内側から温め、運動で外側から温める感じです。

中医学の世界では気・血・水の3つのもので構成されていると考えられていますが、この気というのが運動することにより巡りがよくなります。気は命を維持するために不可欠な生命エネルギー。気は色々な働きを担っていますが、その働きの中に「温煦(おんく)」という働きがあります。温煦作用は身体を温めたり、臓腑システムを活発に働かせるためにとても大切な役割。ですので気の量が減ったり滞るとこの温煦作用も低下しますの身体を動かすことはとても大切なんです。

運動が苦手な人もいるかもしれませんが、歯磨きをしながらスクワットをしたり天気が良い日は家の周りを散歩してみる、一駅分歩いてみるなど自分の無理のない範囲から身体を動かす習慣をつけていきましょう!

筆者も寒くて外に出られない日は家でストレッチをしたり、スクワットをしていますよ。やはり動いていないと筋力量も減って身体が冷えやすいと感じますので、自分の体調と相談して出来る範囲で運動をしていますので、一緒に頑張りましょう!

お散歩
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終わりに

いかがでしたか?特別何かをするというよりは、普通のことで驚いたかもしれませんが特別なことをするよりも取り入れやすいことをコツコツ毎日続けることが大切です。特別なことをすると続かなかったりしますからね・・。

筆者も冷えやすい身体でしたが、ここに書いたことを意識するようになって身体が冷えて辛いということは減りました。お食事の大切さ、バランスの大切さ、運動の大切さを実感しています。

冷えない身体を目指してご自身で取り入れやすいものを生活に取り入れて頂けたら嬉しいです。

参考文献:薬膳・漢方の食材&食べ合わせ手帖,植木 もも子 (監修),‎ 喩 静,西東社

執筆者:
倉口 ゆうみ

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