え?!缶詰で薬膳ごはんが作れる?!国際薬膳調理師が一押し!の魚の缶詰とは? え?!缶詰で薬膳ごはんが作れる?!国際薬膳調理師が一押し!の魚の缶詰とは?
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「缶詰」で薬膳ごはん!?国際薬膳調理師が一押し“魚の缶詰”3つ

2018年01月12日
薬膳と聞くと「生薬を使うのかな?」「料理が難しそう・・・」と思われがちですが、実は缶詰でも薬膳が出来るんですよ!缶詰は汁に旨みや栄養分がたっぷり含まれていて、とてもいいお出汁が出ます。それなのに下処理の心配がいらなくて簡単に時短にお料理ができるので忙しい働き女子にもってこいなアイテム!でも缶詰にもいろんなものがあって悩みますよね。今回は、沢山ある缶詰の中から魚介の缶詰に焦点をあててご紹介します。

薬膳ごはんはスーパーにあるもので出来る!

ちょっと敷居が高そう・・・と思われているかもしれない薬膳料理ですが、実はスーパーにあるものでも出来ますし、コンビニご飯でも外食でもOKなんですよ。「え?意外!」と思う方も多いかもしれませんが、薬膳は「その時の自分の体調と食材のマッチング」です。

すごい寒い風邪の時に生姜湯を飲んだりしますよね?それはきっと「生姜は体を温めるから寒さを吹き飛ばしてくれる」というのを知っててのことだと思います。それとおんなじで「今の自分の体の状態を見て、今の自分にあった食事をすること」が薬膳なんです。

ですので作ってもいいし、作らなくてもいいし、手が混んでいても簡単でもOKなんです!そこに決まりはありません。

過去の記事で、作らなくてもOKなコンビニご飯を薬膳目線で選ぶ方法を書いてきたので、今回は簡単に料理が出来るお助けアイテム!魚の缶詰について、薬膳目線でお話ししたいと思います。

缶詰
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鮭・鯖・鰯のパワーと缶詰を使う時のワンポイントアドバイス

【鮭の缶詰~鮭の持つパワー~】
鮭は体を温める性質があります。そして胃腸系システムの働きを高め、体にパワーを与え、血を補い巡りを良くしてくれます。また気の巡りもよくしてくれるんですよ。鮭って本当に女性の味方なんです。

働く女性はパワー不足になりがちだし、血も減りやすい。なぜなら、現代はパソコンやスマホを使うことが多いですよね。実は血って、目のつかい過ぎでも減ってしまうんですよ。それに、忙しい毎日でストレスはたまる一方・・・そうするとイライラしちゃいませんか?鮭はこんな女性のあるあるのお悩みに寄り添ってくれる嬉しいお魚なんです。

【鮭の缶詰を使う時のワンポイントアドバイス】
鮭とブロッコリーと牛乳でクリーム煮にするとアンチエイジングが期待できる組み合わせ!またじゃがいもと鮭の組み合わせもとても相性が良く、体の疲れを癒してくれるコンビです。

【鯖の缶詰~鮭の持つパワー~】
鯖も体を温める性質です。そして血を補い、気も補います。また胃を元気にしてくれます。私たちの体は気血水で成り立っていると中医学では考えます。気が足りなくなると疲れやすかったりいつもだるかったりしますし、血が足りないと顔色が悪かったり、ふらふらして貧血気味に。ですので気と血を補うのはとても大切なことなんです。

【鯖の缶詰を使う時にワンポイントアドバイス】
欝々とした気分の時はしょうがをプラスして料理をしてみてください。この組み合わせは滞っている気を巡らせてくれる組み合わせです。

もう一品!というときのおススメは鯖缶と大根おろしを和えたもの。すった大根おろしに酢を入れて、そこに鯖缶を入れるだけ。この2つは胃の働きを元気にしてくれる組み合わせです。また、お鍋やスープに入れるととても良い出汁が出て美味しいです!お鍋やスープを作る際は鯖缶を汁ごといれてみてくださいね。

鯖の缶詰
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【鰯の缶詰~鰯の持つパワー~】
鰯(いわし)も体を温める性質です。鰯には沢山の嬉しいパワーがあります。まず、胃腸系システムの働きを労わる健脾というパワー。気と血を補い血の巡りも良くしてくれる効果が期待できます。また、脳の働きを良くしてくれますし、疲れ目にも◎。さらには心を落ち着かせるパワーもあります。

【鰯の缶詰を使う時のワンポイントアドバイス】
鰯は骨が多いので焼き魚だと食べにくいという声もよく聞きます。でもこんなに嬉しいパワーがあるなら食べなきゃもったいないですよね!おススメの組み合世話は、鰯とトマト。この2つの組み合わせは疲労回復をしてくれるコンビです。鰯缶とトマト缶でソースを作ってパスタなんていいですね♪また鰯の炊き込みごはんもおすすめですよ。

終わりに・・・

缶詰は骨ごと頂けるので「骨が気になって食べるのに躊躇してしまう・・・」と、お魚を食べる機会が少ない方はぜひ缶詰を使ってみてください。美味しいうえに簡単に料理が出来るし、何より時短になるので忙しい毎日にぴったりです!

そして、薬膳って作るのに手間がかかりそう、特別なものがないと作れないと思っている方に、今回の記事で薬膳ごはんを少しでも身に感じて頂けたら嬉しいです。スーパーでも手に入る缶詰を使って、いつものごはんを自分の体調に合わせてアレンジしてみませんか?

参考文献:現代の食卓に生かす「食物性味表」,日本中医食養学会 (著),‎ 仙頭 正四郎 (監修),‎ 国立北京中医薬大学日本校
薬膳・漢方 食材&食べ合わせ手帖,植木 もも子 (監修),‎ 喩 静,西東社

執筆者:
倉口 ゆうみ

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