ジーンズ洗いのウソ?ホント? ポイント押さえて「ブルー」をキープ! ジーンズ洗いのウソ?ホント? ポイント押さえて「ブルー」をキープ!
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「ジーンズ洗い」のウソ?ホント?ポイントを押さえてブルーをキープ!

2017年08月15日
ジーンズの色をキープするために洗わない、洗わないと生地が傷むので洗う、でも洗剤はジーンズ専用、いや、洗剤は使わない。などジーンズの洗濯には諸説ありますね。さぁどのように洗うのが良いのでしょう。洗い方のポイントをお伝えします。

ジーンズは洗濯するorしない

ジーンズに限らず、衣類を洗濯するのはなぜでしょう。それは汚れを落とすためです。衣類は着ると汚れます。原因は私たちの体から出る汗や皮脂、はがれ落ちた角質のほか、ほこりや食べこぼしなど様々です。

1日着た肌着には約2g(ティースプーン半分程度)の皮脂、1日穿いた靴下には数百万の細菌がつくと言われています。これらの汚れを落として気持ちよく着るために、着る前のきれいな状態に戻す。これが洗濯の目的です。

そうすることで、衣類に触れる私たちの皮膚の清潔も保たれるのです。ジーンズもほかの衣類と同じように汚れますから、ほかの衣類と同じように洗いましょう!ただ色落ちには要注意です。

洗濯のイメージ
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色落ちしやすい理由

染料と染め方に関係があります。ジーンズというと、色は「ブルー」のイメージですが、「ジーンズ:jeans(ジーン:jeanの複数)」は綾織りという織り方の綿でできた布のことで、色も様々です。

ブルーの場合は「デニム」と呼びます。濃紺の縦糸と白の横糸をジーンズ同様綾織という方法で織った布です。綾織は表には縦糸が、裏には横糸が多く出るので、表は濃紺ですが、裏は白っぽいですよね。濃紺に染めているのがインディゴという染料です。

染料自体は丈夫ですが、布に染まると摩擦で色落ちしやすく、ぬれた状態だとさらに落ちやすくなります。また糸の表面だけを染めて内部は染めずに白いままにする「中白」という染め方なので、色落ちすると染めていない部分が露出するので白くなり、より色落ちしたように感じます。

これがジーンズの良さでもありますが、買った時の色をキープしたいと思う方には残念なことになりますね。

色落ちしにくい方法で洗い、干す

まず洗剤です。ジーンズ専用洗剤は、一般的な洗濯洗剤と比べると、1.界面活性剤が少ない、2.中性タイプが多い、3.色止め剤やその効果があるものが含まれているものが多いなど、色落ち防止の工夫が見られます。

通常お使いの洗剤でも、蛍光増白剤漂白剤を含まないものを使えばダメージは減らせると思いますよ。

洗剤とデニムのイメージ
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インディゴがアルカリ性で水に溶けやすいので、中性洗剤で洗う方が良いというのは事実ですが、弱アルカリ性の洗濯洗剤を水に溶かした程度のアルカリ性では、インディゴが急激に溶けやすくなるほどの影響はないと思います。ただ中性洗剤にはダメージを少なくする助剤が含まれているものが多く、色落ち防止にも効果的といえるでしょう。

洗剤を使わずに水だけで洗うと、洗剤による変色等は防げますが、水と摩擦による色落ちは起こり、全く色落ちしないわけではありません。水だけでは皮脂汚れは落ちにくいですから、適当な洗剤を適量使いましょう

布に染まったインディゴ染料は濡れた状態での摩擦に弱いのですから、裏返して、できればネットに入れて他のものとは別に洗濯します。洗濯後は引っ張ってしわをよく伸ばし、裏返したまま干します。インディゴ染料を紫外線に曝さないためです。ピンチハンガーなどに筒状に干せば、風が通って早く乾きます。

デニムを干すイメージ
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洗濯についての諸説にはそれぞれジーンズゆえの理由があったのです!インディゴ染料で染めたブルージーンズ(デニム)の特徴を知った今日からは、きっと上手にお洗濯して頂けるでしょう。

執筆者:
Yukie Karube

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