お花見、歓迎会でありがちな「しみ汚れ」は応急処置が肝心! お花見、歓迎会でありがちな「しみ汚れ」は応急処置が肝心!
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「しみ汚れ」は応急処置が肝心!汚れに合った落とし方

2017年04月15日
春になり、会食の機会も多いことでしょう。大いに盛り上がりたいところですが、盛り上がり過ぎて、洋服に食べ物を落としてしまったり、ワインをこぼしてしまったり。放っておくとしみになって落ちなくなりますよ! そうならないための応急処置と、できてしまったしみの落とし方をお伝えします。

汚れの種類を見分ける

汚れを上手に落とすための重要なポイント、それは、汚れが水に溶ける(水溶性)か、溶けない(油性)か、ということです。汚れに水を落とし、水がしみ込めば水溶性、水をはじけば油性です。生活の中で衣類につく汚れは、この2つを含めて次の3つに分けられます。

水溶性汚れ:汗、お酒、しょう油、コーヒー、紅茶、果汁など
油性汚れ :体から出る皮脂、食用油、口紅、ファンデーションなど
固形汚れ :土、ほこりなど

汚れるイメージ
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汚れに合った落とし方で応急処置

すべての汚れに共通して注意して頂きたいのは、汚れを無理にこすらないこと。繊維を傷めることがあるからです。では、それぞれの落とし方を説明しましょう。

水溶性汚れは、水でぬらした布やティッシュなどで押さえると、水に溶け出して落ちます。これで落ちない場合は、液体洗剤を加えてもう一度同じようにぬらします。外出先であれば、洗面所のハンドソープなどで代用可能です。洗剤を使った後は、水ですすぎ、洗剤を残さないようにしましょう。

水溶性汚れの代表である汗は、時間が経つと黄変してしみになりやすいので、同じようにその部分だけ水でぬらし、布やティッシュで押さえておくと良いです。

油性汚れは、水をはじきますので、水は使わずに乾いた布やティッシュで油分を吸い取ります。そのあとで洗剤を使いましょう。固形汚れの多くは、たたけば落ちます。洋服用のブラシを使うのも良いですね。強くこすると、布の隙間に入り込んで落ちにくくなりますから注意して下さい。

しみのイメージ
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落とせなかった汚れ

応急処置のあとは、いつも通り洗濯機で洗濯です。応急処置では落ちない、または洗濯しても落ちないで残ってしまった汚れは、「しみ抜き」をします。

ポイントの1つめは応急処置同様に「こすらないこと」2つめは「汚れを移し取ること」です。

方法はきれいなタオルの上に汚れたものを置きます。この時、汚れをタオル側に向けて上から洗剤を含ませた歯ブラシやタオルなどでたたきます。汚れを下側のタオルに移すイメージです。

汚れが移ったら場所を変えて、汚れのない部分で何度か繰り返します。最後に水を含ませた歯ブラシやタオルでたたいて洗剤を取り除きます。それでも落ちない場合は漂白剤を使います。

洗剤を付けるイメージ
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素材に合った洗剤を使う

しみ抜きに使う洗剤や漂白剤は、素材に適したものを使って下さい。しみ抜きを行う衣類の目立たない部分に少しつけて、色落ちや変色などがないか確認してから使うと良いですね。

洗剤は蛍光増白剤なしの方が、衣類の変色などを気にしなくても良いので安心です。蛍光増白剤は衣類を変色させることがあるからです。

台所用の液体洗剤はしみ抜きに有効です。また、塩素系漂白剤は、汚れだけでなく衣類の色を落としてしまうことがありますから色柄物には使えません。毛や絹にも使えません。これらの繊維を傷めることや黄変させることがあるからです。表示を良く確認してから使って下さい。

おわりに

汚れは、時間が経つと、酸化して色がついたりほこりがついたりして落ちにくくなりますから、できるだけ早く落とすことが肝心です。外出先で汚してしまったら応急処置をしておきましょう。お気に入りの洋服を台無しにしないようにぜひお試しくださいね。

執筆者:
Yukie Karube

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