春物買うなら要チェック! 洗濯表示の変更、知っていますか? 春物買うなら要チェック! 洗濯表示の変更、知っていますか?
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春服買うなら要チェック!大切な衣類、正しく手入れできてますか?

2017年03月08日
洋服のタグには、洗濯の仕方やアイロンの温度など、お手入れの仕方が書かれていますね。この記号が2016年12月に変わったことを皆さんはご存知でしょうか?正確には「取扱い絵表示」。「絵表示」ですから、基本的には絵を見ればわかるようになっていますが、特に気を付けて頂きたい事をお伝えします。

なぜ変更になったの?

変更の主な理由は2つ。1つは国内外の表示を統一させること。これまでの表示は日本独自のものでした。しかし、ファッションのグローバル化が進み、製造、流通も含めて海外の商品に接することが増え、日本独自の記号では不十分になってきました。新しい表示は、ISO(国際標準化機構)に合うように変更されました。

もう1つの理由は、洗濯機の多様化です。従来の洗濯機の機能が増えたり、構造が変わったり、さらにはドラム式洗濯機が普及したりして、洗濯方法もこれに対応する必要が出てきたというわけです。

服の洗濯タグのイメージ
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何が変わったの?

大きな変更点は2つ。1つは記号の種類です。22種類から41種類に増えて、これまでよりも細かい表示になりました。洗濯、漂白、乾燥、アイロン、クリーニングの5つの基本記号と、その強さと温度をそれぞれ3段階で表す記号、ならびに禁止を表す×記号の組み合わせで表示されています。消費者庁のHPの動画などで詳しく説明されていますので、参考にして下さい。

2つめの変更点は表示の考え方。これまでの指示表示から上限表示に変わったのです。これまでは、「この方法で洗濯するのが良い」という指示でしたが、新しい表示は、「損傷を起こさない最も厳しい条件」の表示なのです。つまり、示された条件またはそれよりも弱い条件で洗わないと、洗濯ものを傷める可能性があるということです。

洗濯するイメージ
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大切な衣類は手入れに手間をかけても長く着たい!

2014年に20~60代を対象に行った「取扱い絵表示と実際の洗濯方法との関係」(花王株式会社)の調査結果を引用させて頂くと、全世代の約75%が「大切な衣類は手入れに手間をかけても長く着たい」と回答したそうです。

しかし実際には、50代以上の世代は、取扱い絵表示に従って洗濯をしていますが、20代を中心にした若い世代ほど絵表示よりも強いダメージを与えて洗濯をしていることがわかりました。さらに、若い世代ほど、洗濯で衣類が縮む、柔らかく仕上がらないなどの悩みが多いという結果でした。

服を手入れするイメージ
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つまり若い世代では、衣類を大切に長く着たいと思ってはいるけれど、洗濯方法が適当でないためにダメージを与えてしまっているということです。とても残念なことですね。

表示の変更をきっかけに

これまで表示をあまり気にしていなかった方も、この変更をきっかけに表示を再確認してみてはいかがでしょう。上手に手入れすることで、お気に入りの洋服をより美しく長く着られるようになると思いますよ。

尚、表示の変更は2016年12月ですが、それ以前に作られたものには変更前の表示が使われています。今店頭に並んでいるものは、変更前後の表示が混在していますので注意して下さいね。

執筆者:
Yukie Karube

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