肌にも地球にもやさしいオリジナルTシャツを作ってみる! 肌にも地球にもやさしいオリジナルTシャツを作ってみる!
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肌にも地球にもやさしい!自分で染める簡単リメイクTシャツ

2017年02月23日
衣類のほとんどは、より美しく機能的になるように染料で染色され、薬品で加工されます。何が使われているかを私たち消費者が知ることはありません。もちろん使われているものの安全性は法的に保障されていますが、時にこれが肌トラブルの原因になることもあり得ます。それならば、自分で染めてみませんか?Tシャツの染色リメイクをご紹介します。

色のあるものならほとんど染められます!

私たちの身の回りには色があふれていますが、これらのほとんどが染料で染められています。染料が人の手によって初めて作られたのは1856年、イギリスです。それ以前は、花や木や虫など自然の中にあるものを使って染めていたのです。

今回染料として使うのは玉ねぎ。一番外側の茶色の皮から色素を抽出して染めてみます。ほかにもナスやブドウの皮、紅茶、コーヒーなど、キッチンには染められる材料がたくさんあります。

準備するもの

今回は200g程度のTシャツを染めます。玉ねぎの皮は約20g(玉ねぎ6~7個分)、焼きミョウバンは10g(大さじ3杯程度)を使いました。荷造り用のひも、鍋、ボール、はしなどを用意します。

準備するもの
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模様をつくる準備

作り方はとっても簡単!Tシャツをたたんで荷造り用のひもでぐるぐる巻きにするだけです。畳んだ内側やひもで巻いたところには染料が染み込まないので、その部分は白く残り、それ以外が染まるので「模様」になるのです。「絞り染め」の方法です。

これ以外にも、輪ゴムで留めたり割り箸ではさんだり、とにかく染料で染まるところと染まらないところを作れば模様になります。

模様をつくる準備
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染液と媒染液を作る

色素はほとんどが水に溶けるので、お湯で煮出せば出てきます。玉ねぎの皮を鍋に入れ水約2ℓを加えて中火にかけて10分ほど煮ると茶色の色素が出てきます。皮を取り出して染液とします。

野菜や果物など自然の中にあるものからとれる色素は、染まり難く、色落ちしやすいので、媒染(ばいせん)という方法で丈夫にします。今回はスーパーでも売っている焼きミョウバンをお湯に溶かして媒染液とします。お漬物の色をよくするときなどに使うものです。

さぁ染めましょう

1.適当に丸めて、荷造りひもでぐるぐる巻きにしたTシャツを、染料が染み込みやすくなるように水でしめらせてから、軽く絞って染液の入った鍋に入れます。沸騰しない程度の中火にします。

染めるイメージ
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2.箸などでかき混ぜたり、裏返したりしながら10分くらい染めます。
3.シャツを染液から取り出し、軽く絞ってから媒染液に入れます。

4.箸などでかき混ぜたり、裏返したりしながら10分おいたら、取り出して水でよくすすぎます。濃い色に染めたければ、この染色と媒染を繰り返します。

5.Tシャツに巻いてあるひもを外し、乾燥して完成です。

模様ができるイメージ
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これをもう一度、少し薄めた染液で短い時間染めると、地色が染まります。

模様ができるイメージ
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今回はひもを適当にぐるぐると巻きましたが、模様をイメージして規則的に巻くときれいな模様になります。

模様ができるイメージ
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模様ができるイメージ
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おわりに

商品として販売されているものの中にも玉ねぎの皮やぶどうの皮、規格外の野菜などの農業廃棄物を利用して染められている衣類もあるのですよ。自然の中にあるもの、捨てるものの有効利用です。肌にも地球にも優しいというわけです。近頃、手作りはちょっとしたブームのようですし、ぜひ試してみてくださいね。

執筆者:
Yukie Karube

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