冬の食欲は上手にコントロール!冬太りにサヨナラする食事のコツ
冬に食欲が増大する原因
休息が足りていない
冬は日照時間が短いことで身体が休息を強く求める時期なのに、休息が足りていないことが原因のひとつと考えられます。
私達の身体は太陽が出ると活動モード、日が沈むと夜に向けて休息モードになります。
冬は日照時間が短いため副交感神経が優位になり、身体が休息を強く求めますが、年末の忙しさやイレギュラーなスケジュールが多くなると、返って休息が足りなくなる→睡眠が浅くなる→食欲を増大させるホルモン【グレリン】の分泌量が高くなり、食べる量が増えて太りやすくなります。
夏の反動
暑かった夏に食欲が無くなった分の反動が現れることがあります。特に夏場の暑さで食欲が無くなる人はその分、冬に食欲が増大して夏の分を沢山食べてしまう可能性が高いです。
夏に食欲が落ちる理由は、暑さで眠れない→睡眠の質が下がる→冷たい物を取って酷使した内臓の疲労が修復されない→食欲が無くなる、というケースが殆ど。
その分、暑さが和らいで涼しくなるとその反動で食欲が一気に増大しやすくなります。
濃い味付けの物を食する機会が増える
クリスマスや忘年会で出て来る料理はアルコールと合う濃い味付けの物が多いと感じませんか?チキンやオードブルの他、要注意なのは鍋料理の塩気に多さです。
しっかり味の肉料理を食べると白米がどんどん進むのと一緒で、クリスマスや忘年会の味付けの濃い料理は食欲とアルコールがどんどん進んで食べ過ぎてしまう要因になります。
我慢なしの食欲コントロール法
睡眠の質を上げる
睡眠時間を増やすのが難しい時期である分、睡眠の質が上がるようにしましょう。
夜の睡眠の質を上げる準備は起床してすぐ!朝起きたらすぐにカーテンと窓を開けて太陽光を浴び、通勤路や電車でも太陽にあたる事を多くしましょう。
太陽光は身体を活動モードにして夜の睡眠ホルモン【メラトニン】の生成に繋がります。
コップ一杯の常温水を飲む
食欲が増大しそうな時はコップ一杯の常温水を飲むようにしましょう。
デスクワーク中の口寂しい時は脳が疲れているサイン。この時は脳の血流も滞りがちで頭がボーッとしてしまい、食欲を抑えられなくなります。
コップ一杯の常温水は、血流の促進をして脳に血液が巡る事で頭がスッキリし、食欲を抑えるように頭が働いて食べ過ぎを防止します。
味の濃さに慣れない食べ方
シーズン柄、濃い味付けの料理を避けるのは難しいときは、その分、口に入れる物の順番を変えて味の濃さに慣れすぎないようにしましょう。
アルコールを片手にすると味付けの濃い料理、脂肪分の多い料理に手が伸びやすくなります。特に日本酒やビール(中でも黒ビール)、カクテル類は味がしっかりしている上、糖が多いので要注意です。
会の始まりで飲むアルコールは糖の少ないサワーや白ワインを選び、食べ物は野菜スティックやピクルス類など、油と濃い調味料を使用しない料理を手に取るようにして、濃い味付けに触れることを少なくしましょう。
我慢の少ない食事コントロールを!
クリスマスや忘年会の料理を改めて写真で見ると濃い味付けの物の多さがよく分かります。この料理を避ける事は難しいですが、パーティーの時間以外でコントロール出来るタイミングがある分、我慢なしでも冬の食欲増大+冬太りからサヨナラ出来るチャンスはあります。
今年の冬は我慢なしで太らない身体を手に入れましょう。
- 執筆者:
- 内藤 絢