【脂肪燃焼スープ】専門家が教えるダイエット効果とおすすめレシピ
脂肪燃焼スープとは?
一般的に言われている脂肪燃焼スープは、元々入院患者向けに考案された、医療用ダイエットスープのことを指します。
脂肪燃焼スープのメリット
デトックス効果
糖質・脂質・タンパク質を含まず、野菜の食物繊維やミネラルでデトックスを行い、それを続けることで脂肪の燃焼を効率的に行うことが出来ると考えられています。
消化器官に負担をかけない
スープなので、消化器官を冷やすことなく食することが出来、そこに集まる血流も妨げずに済みます。
また、水分量も多く、良く煮込まれていることから、胃に負担をかけません。
カロリーが少ない
カロリーの元となるものがほとんど入っていない上、デトックスが行われることで新陳代謝が良くなり、結果的に脂肪燃焼に効果的です。
スープに入れたいおすすめの食材
玉ねぎ
含まれる硫黄化合物(アリシン)が血流改善に効果的です。それだけでなく、スタミナアップ、殺菌作用、抗酸化作用があります。
キャベツ
ビタミンCが豊富でカリウムなどのミネラル、食物繊維もバランスよく含まれています。含まれるキャベジンという物質は胃を守ります。
人参
βカロテンの含有量が野菜でもトップクラスです。βカロテンは抗酸化物質であり、アンチエイジングに効果的です。
トマト
リコピンはβカロテンにも勝る抗酸化物質です。また脂肪に作用し、肥満・生活習慣病予防に効果的です。
ピーマン
βカロテン、ビタミンが豊富です。緑黄色野菜であり、含まれるカプサイシンは脂肪燃焼効果もあります。
セロリ
芳香成分にリラックス効果があります。含まれるビタミンがバランスよく、アンチエイジング・美肌に効果的です。
脂肪燃焼スープを作るときのポイント
手軽にできる
脂肪燃焼スープは、手軽に調理できることも長所のひとつです。
野菜を適当な大きさに切り、水を張った鍋に根菜から順に入れ、煮込みます。トマトは缶詰でも代用できます。
味付けは極薄目
味付けは極薄目にし、コンソメスープの素もあまり入れすぎないようにします。
「玉ねぎは西洋のかつおぶし」とも言われるほど甘みや旨みが強く、トマトも同様にグルタミン酸が多く含まれ旨味が強いです。初めは味付けを何もせず味見をし、それから塩や胡椒などを加えることがポイントです。
脂肪燃焼効果を高めるアレンジレシピ
カレー粉アレンジ
カレー粉で香りに変化を与えるアレンジをご紹介します。
この場合、脂肪分が含まれるルーではなく、スパイスのみのカレー粉でアレンジします。カレー粉に含まれる香辛料はそれぞれ漢方薬としての効能もあります。食材との相性も良く、このアレンジはとても健康的でお勧めです。
ヤンニョムアレンジ
ヤンニョムで味をつける、またはキャベツの一部をキムチに換えるアレンジです。
ヤンニョム、キムチに含まれるカプサイシンは脂肪の燃焼を助けます。キムチに使われる白菜は、キャベツと同じアブラナ科でよく似た効能を持ち、さらに低カロリーなので代用も可能です。
脂肪燃焼スープでダイエット
お腹に優しくデトックス効果があるため、新陳代謝が良くなり脂肪燃焼に効果的なスープ。
手軽に作ることのできるので、自分に合わせた食材を入れたり味付けを変えてみたりして、ぜひ継続してみてくださいね。
- 執筆者:
- E.K