姿勢が美しい女性の習慣【スマホの見方編】
スマホ姿勢のポイント
私がスマホ操作を行うときに気をつけているポイントをお伝えしますね。
〈姿勢〉
1. 首元または鼻の高さまでスマホを上げ、アゴはひく
スマホの画面が下にあると、どうしても 背中が丸まり、首と頭が前につきでた、猫背姿勢となっています。画面が上に行くと、自然と背筋が伸びますね。さらにアゴを引くと、頭の位置も首でしっかり支えられる位置に戻ります。また、顔のたるみも防止できますよ!
2. おへその下に力をいれ、骨盤を立て、背筋を伸ばす
スマホに集中していると、お腹がゆるみ、骨盤が後傾しがちなので、お腹をへっこませ、骨盤をまっすぐ立てるようにしましょう。電車で座っているときは、背もたれに寄りかからない状態で、操作できると良いです。
3. 両手で持つ
同じ手だけでずっと持っていると、持っている手の手首だけに負担がかかり、体の左右バランスを崩します。もう片方の手を添える、左右を交代するなど、工夫しましょう。
〈注意点〉
1. 息を詰めないよう呼吸をしながらみる
呼吸が行き届かないと、体は歪みます。眉間にしわがよったり、口角が下がっていると、息が詰まっているサイン。気をつけましょう!
2. こまめにストレッチする、目線を外す
ずっと同じ姿勢で固まっていると体が歪みます。時々スマホをお休みして、顔をあげましょう。深呼吸しながら伸びをするだけでも違いますよ!
五感のバランスを整える?
ところで、常にスマホを見ながら生活していると、五感のうち視覚ばかり使うことになりますね。視覚ばかりに偏っていると、他の感覚(聴覚、嗅覚、触覚、味覚)がだんだんと鈍くなってしまいます。
その意味でも、スマホを使う時間を短くする、ということは、五感のバランスを整えることにもなるのではと思うのです。五感のバランスが整うと、体が歪みにくくなる→姿勢が美しくなることにもつながるのです。
スマホ美人をめざして
スマホ姿勢のシリーズ、いかがでしたでしょうか。「姿勢が良くなるスマホの見方」を身につけるのはとても難しいので、姿勢のトレーニングが必要です。しかし、スマホ姿勢は、無意識に行っている習慣。皆さんが少しでも見直すきっかけにしていただければと思います。
- 執筆者:
- 山中 朗子