「水は1日2ℓ」は飲みすぎ!?ダイエットやデトックス効果を高める飲み方
身体にやさしい「水」を飲んでいますか?
お茶やコーヒーなど、カフェインの含まれた飲み物は、利尿作用によって排出されてしまい、“水分補給”には適しません。また、冷たい水は体内を冷やし、はたらきを低下させてしまう恐れも。
常温の水や白湯を飲む習慣をつくることで、腸のはたらきを活性化したり、排便を促したり、老廃物を排出する流れをスムーズにする効果が期待できます。
飲み過ぎていませんか?不足し過ぎていませんか?
腸の機能を活性化させたり、ダイエット効果を高めるためには、1日“1.5ℓ〜2ℓ”の水分補給が望ましいと言われています。とはいえ、必要な水分量は体格(体重)や体質、体調、季節、運動習慣などによって異なります。
また、飲み過ぎは腸内環境の悪化や身体への負担が増大し、冷えや代謝の低下を招く恐れもあります。一般的な必要水分量をもとに、自分に合った量を見つけていくことが大切です。
1日に必要な水分量の“めやす”は体重45kgの人で1.5ℓ、体重55kgの人で2ℓほど。食事で取り入れる分(500〜800 mℓ)もありますから、その不足分である1ℓ〜1.5ℓ程度をこまめに補給すると良いでしょう。
朝と夜にコップ1杯、そして「喉が乾く前」にこまめにチャージ
人は寝ている間に200mℓ〜300 mℓの水分を失っていると言われています。朝は排便を促す重要な時間ですから、内臓機能を活性化させ、排便を促すために水分が必要な時間帯。寝る前と朝起きがけに、コップ1杯分の白湯や水を飲むことをおすすめします。特に“朝の白湯”は、腸の目覚ましとしても最適。体内を活動モードへと切り替え、代謝をアップさせることができますよ。
私たちの身体の大部分は水分。水分のめぐりをスムーズに保つことで、肌やボディライを若々しく保ち、不調を防ぎやすくなります。正しい水分チャージで、美肌や便秘知らずのスッキリボディを目指しましょう。
- 執筆者:
- Nao Kiyota